昨年完成したつくばのコミュニティクリニック、こどもたちの家の1年点検に伺いました。
2つの建物は全く異なる用途として造られていますが、内部には共通の空気感があります。
使われている素材が似ていることもありますが、人生を前を向いて生きることをサポートする、
オーナー夫妻の考え方、その誠実さがこの建物たちの雰囲気を決めているように思えます。
一年点検は建物の点検と、一方で私にとっては自分自身との答え合わせのような場でもあります。
時間が経って少し客観的に見てみると、オーナー夫妻と一緒に考えて出した答えが、
そう間違ったものではなかったことを実感として持てるときがあります。
今回の点検でもそのことが確認できたような気がしました。
こどもたちの家では、元気に走り回るこどもたちの姿がとても印象的でした。
こどもたちは、修理しているところを見るのが面白くて仕方がないらしく、
監督のあとをずっとついて廻っていました。
クリニックと比べて早くもビンテージ感満載ですが(笑)
やはりこどもは元気が一番!
これからも彼らのサポートのできる建物としてあり続けてほしいと思います。
クリニック待合室
こどもたちの家へ
サッシと下駄箱の修繕。みんな現場監督の作業に興味深々です。。