CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2015 >>
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
RECENT COMMENT
MOBILE
qrcode
OTHERS
Search this site


DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
軽井沢の別荘がはじまります。
0419-1.JPG
突然ですが、軽井沢で別荘の現場がはじまります。
計画地は軽井沢になりますが、今のお施主さんのお住まいは東京世田谷。
住所を聞いてびっくり!私の事務所から歩いて15分というご近所です。

そんなご縁をご紹介いただき、別荘の設計をご依頼いただくことになりました。
約半年間の設計打ち合わせを経て、今日晴れて地鎮祭の日を迎えました。

0419-2.JPG

軽井沢は4月の下旬でもまだ少し肌寒い感じですが
ゆっくりと訪れる春の気配が心地よいです。
今日は休日ということもあって、近所では朝からマキを割る音がしていたり、
神主さんの祈りや笛の音も、いつも住宅地で行う
地鎮祭の雰囲気とはまた一味違うように感じます。
自然豊かな環境の中、神様によいご挨拶ができました。

この別荘は夫婦二人の終の棲家。
深い軒をもち、伸びやかでありながら機能性に富んだ平屋の家です。
環境との調和。それが素直に表現された品格をもつ建物になることを期待します。

地鎮祭のあとは、工事に関わるメンバーで、近くのフレンチレストランで
顔合わせを兼ねたランチ。お施主さん行き着けのお店、とてもおいしかったです!
別荘は秋が深まる10月末に完成する予定。
これからしばらく軽井沢へ通うのが楽しみです!

0419-4.JPG


 
posted by Toki Tsuboi | 10:43 | 現場のこと | comments(0) | - |
木工事進行中(練馬のリノベーション)
練馬のリノベーション工事は、内部の木工事が進行中です。
床と壁の断熱工事を終え、階段や、キッチンの腰壁、この家の中心となる
ピアノ防音室の工事も本格的になってきました。
大工の長峰さんと、造作の詳細打ち合わせを行い、
各部のおさまりを決めています。空間はまだ見えてきてはいませんが、
これからだんだん住宅らしくなっていきます。

0415-2.JPG
タモ集成材の階段、リフォーム以前のものよりも昇りやすく、美しい階段に。
0415-1.JPG
キッチンの腰壁カウンター。この腰壁にテーブルをぴったりつける予定です。
キッチンでの作業がテーブルに座っている人からみえにくくするため、腰壁は少し高めにしています。
この配慮があると、奥様が水仕事をしていても、テーブルに座っている人からはほとんど見えないので
安心して水仕事ができます。一旦さげた食器など一時的に置いておいてもあまり気になりません。
よってインテリアの雰囲気も保たれます。
0415-8.JPG
わかりづらいかもしれませんが、構造補強のパネルを柱に施工したものです。
リフォームでは耐震補強をするときに、床や天井をはがせない場合も出てきます。
そのときは、既存の床と天井の間だけを補強する「グラスロックボード」を使うと便利です。
しかし、このボードは暑さ12ミリしかないのにめちゃくちゃ重い!!ということで、
大工の長峰さんから、コレは張るの大変だったぞ〜(汗)と渋いコメントあり。
張られた状況を見て、これは耐震に効くと思いました。
0415-5.JPG
ピアノ練習室の防音工事。DAIKENのS防音システムを採用しています。
木造の壁、天井を含め、ほぼ3層の防音壁を構築します。
写真は2層目の吸音マットの施工状況。さらにこの上に遮音シートを張り、
もう一回同じ構成の壁をつくります。防音とピアノの音響効果に配慮された設計になっています。
この防音室を利用して、実はカラオケも導入する予定!(笑)ご主人やこどもたちも
出来上がりを楽しみにしています。


 
posted by Toki Tsuboi | 18:06 | 現場のこと | comments(0) | - |
土工事開始!
0406-4.JPG

茨城県つくば市で進行中のクリニック+住宅のプロジェクト。
いよいよ土工事を開始しました。
こう言ってしまっては何ですが・・いつもは土工事が始まったくらいでブログの記事で書くことは
ないのですが、今回のプロジェクトは私にとってとりわけ特別な意味を持ちます。

プロジェクトがはじまったのは今から2年と数ヶ月前。
数々のハードルを施主とともに乗り越えながら、今ようやくここまできた!というところです。
時に高い壁が立ちはだかり、計画そのものが暗礁に乗り上げたこともありました。
ここまでで語る話は尽きぬほど、、多くの時間が必要となりました。
それでも私を信じて苦楽を共に道を歩んでくれている施主さんに感謝の言葉もみつかりません。

ゆっくりとですが、これから本格的に工事が始まることを本当に嬉しく思います。
2年間、草ぼうぼうの原っぱのままでしたが、ようやく鍬が入り耕すときがやってきました。
土が馴らされていく様を見ながら、心が水平に保たれていくのを感じます。
まだ着工前ですが、施主さんはじめ関係者の皆さんもさぞかし喜んでいることでしょう!

整地が完了したら、いよいよ着工です!
気持ちを新たに、今一度気合を入れて取り組んでいきたいと思います。
進捗はこのブログにてまたご紹介してまいります。


0406-2.JPG


 
posted by Toki Tsuboi | 18:03 | 現場のこと | comments(0) | - |
セルロースファイバー断熱工事
0407-8.JPG

練馬の住宅リノベーションは木造の構造補強もほぼ終わりました。
内部解体をしてみないとわからないことも多々あり、思った以上に
構造補強に時間がかかりましたが、でもこの工程を踏まずして
前にはすすめません!大工の長峰さんもよくがんばってくれました。

構造補強を行ったあとは、断熱材の総入れ替えを行います。
今回採用した断熱材は、新聞紙などをリサイクルした断熱材、セルロースファイバーです。
この断熱材のよいところは、リサイクル材料であるということもそうですが、
断熱性能、吸音性能、調湿性能、防虫性能など断熱のほかにすぐれた面がたくさん
あるということ。

今回のリノベーションでは、ピアノ音楽室を設置するため、音の性能には
特に気をつかっています。また冬あたたかい家に住みたい、というご家族の
要望も叶えながら、多面的な性能を発揮してくれることを期待しています。

値段は少し高いですが、ここにお金をかける意味は十分あると思います。
今後はリフォームに限らず、新築住宅にも積極的に提案していきたいと思います。

どんなふうに施工するのか、私も興味深々♪
床、壁、屋根裏と3回に分けて施工します。
大工の長峰さん、「セルロースって名前がお肉みたいですねぇ」・・ウケました(笑)

0407-4.JPG
セルロースをふく前に、壁にシートを貼っています。
0407-6.JPG
掃除機のホースのようなもので、シートに孔をあけながら吹き入れています。
0407-3.JPG
中身は新聞紙を粉砕したものにホウ酸を混ぜたもの、吸音や防虫にも効果があります。





 
posted by Toki Tsuboi | 18:10 | 現場のこと | comments(0) | - |