仕事納め
2011.12.29 Thursday
今日は事務所の仕事納めです。
この年末は、感慨にふけるひまもなく、怒涛のように仕事をこなした年末になりました。何とか切り抜けた・・。今はそんな思いです。でも思い返してみれば、年のはじめは順風万班というわけにはいかず、春に大震災があったりと、心穏やかではない時期もありました。
特に震災があってからは、建築の市場も停滞し、東北では数え切れない方々が、身内や家をなくし、より所となる支えを失いました。1人の人間として心を痛め、また建築という仕事に就いている自分にも何かできることはないか、という強い思いがこみあげてきました。使命感のような感情ではなく、深い穴から這い上がろうとする人にまずはつかまる道具を渡したい、そんな気持ちでした。
震災から2ヶ月後に現地を訪問。そのときに見て、感じた経験はきっとこの先も忘れることはないでしょう。秋には仮設住宅のプラン集が出版され、応急仮設住宅の提案活動にも参加することができました。こういう活動は永続的に、かつ短期目標の積み重ねが必要だと思います。今やれることを精一杯やっていく。自分自身の生き方にも言えることですが。
設計では、今年も多くのご縁をいただくことができました。今年完成引き渡しを迎えたSさん、現在現場が進行中のMさん、実施設計が進行中のKさん、これから見積もり作業に入るWさん、Mさん、また今から設計をスタートされるSさん、みなさんとの家づくり、私も本当に楽しくやらせていただいてます。また、いつも暖かく見守っていただき、本当に感謝しています。
私たちの仕事は、結婚や出産に次ぐ、施主の人生の節目に立ち会うのが仕事。ひとつひとつの設計に精魂傾け、一緒に乗り越えていくだけの覚悟も必要ですが、お引渡しして喜んでいただくたびに、本当にこの仕事しててよかった〜と思います。自分の思いがかたちになるのって、本当にうれしいものなのです。
設計中の施主のみなさん、また工事を担当している工務店のみなさん、現場の各種職人やメーカーのみなさん、プロデュース機関のみなさん、北欧建築デザイン協会の先生方、助言をしてくださる先輩建築家や友人のみなさん、そして私を支えてくれている家族に御礼を申し上げたいと思います。
今年は大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします!
この年末は、感慨にふけるひまもなく、怒涛のように仕事をこなした年末になりました。何とか切り抜けた・・。今はそんな思いです。でも思い返してみれば、年のはじめは順風万班というわけにはいかず、春に大震災があったりと、心穏やかではない時期もありました。
特に震災があってからは、建築の市場も停滞し、東北では数え切れない方々が、身内や家をなくし、より所となる支えを失いました。1人の人間として心を痛め、また建築という仕事に就いている自分にも何かできることはないか、という強い思いがこみあげてきました。使命感のような感情ではなく、深い穴から這い上がろうとする人にまずはつかまる道具を渡したい、そんな気持ちでした。
震災から2ヶ月後に現地を訪問。そのときに見て、感じた経験はきっとこの先も忘れることはないでしょう。秋には仮設住宅のプラン集が出版され、応急仮設住宅の提案活動にも参加することができました。こういう活動は永続的に、かつ短期目標の積み重ねが必要だと思います。今やれることを精一杯やっていく。自分自身の生き方にも言えることですが。
設計では、今年も多くのご縁をいただくことができました。今年完成引き渡しを迎えたSさん、現在現場が進行中のMさん、実施設計が進行中のKさん、これから見積もり作業に入るWさん、Mさん、また今から設計をスタートされるSさん、みなさんとの家づくり、私も本当に楽しくやらせていただいてます。また、いつも暖かく見守っていただき、本当に感謝しています。
私たちの仕事は、結婚や出産に次ぐ、施主の人生の節目に立ち会うのが仕事。ひとつひとつの設計に精魂傾け、一緒に乗り越えていくだけの覚悟も必要ですが、お引渡しして喜んでいただくたびに、本当にこの仕事しててよかった〜と思います。自分の思いがかたちになるのって、本当にうれしいものなのです。
設計中の施主のみなさん、また工事を担当している工務店のみなさん、現場の各種職人やメーカーのみなさん、プロデュース機関のみなさん、北欧建築デザイン協会の先生方、助言をしてくださる先輩建築家や友人のみなさん、そして私を支えてくれている家族に御礼を申し上げたいと思います。
今年は大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします!