外壁工事進行中
2011.09.22 Thursday
S邸外壁工事が進行中。
ガルバリウムのシャープさと土壁のやわらかさがいい感じ。
軒裏にはレッドシダー(米杉材)を張っています。
CALENDAR
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
RECENT COMMENT
MOBILE
OTHERS
Search this site
|
DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
外壁工事進行中
2011.09.22 Thursday
S邸外壁工事が進行中。 今日の現場
2011.09.15 Thursday
内部造作工事が進行中です。 2階の石膏ボードが張り終りました。 天井が高くて気持ちいい。 耐震シュミレーション
2011.09.12 Monday
木造住宅のリフォームで間取り変更を行うとき、特に気をつけなければならないのは既存の構造体について。マンションのように駆体と内装の壁が別々の構造になっているものは難しくないが、木造住宅の場合は内装の壁と構造体が一致するため、自由に間取りを変えたいと思っても、そう簡単にはいかない。構造上必要な柱はとれないし、壁を抜きたくても抜けない場合もあるので、1つ1つ安全を検証してから行う必要がある。 安全の検証がなされないまま、大掛かりな間取り変更を行えば当然結果は目に見えている。リフォームをしようとする家は築後20年〜30年は経過しているため今の耐震基準には適合していない。また経年によって部材の一部が劣化している場合もある。現場を見て、古くなったところを交換したり、職人の経験値で補強するやりかたも決して間違っていないが、「耐震」の意識が向上している今、木造でも安心して間取り変更できる方法を提示する必要が出てきた。 横浜で木造住宅のリフォームの仕事が始まった。今回から精密な耐震診断も兼ねて、シュミレーションソフトを導入することにした。目的は耐震(耐震デザイン)の視覚化だ。既存の構造体をコンピューター解析で安全確認するのはもちろん、間取りを変更した場合の耐震性能がどの程度確保できるのかがひと目でわかる。また、現状よりも耐震性能を向上させたい場合など、そのレベルによって補強方法も検証できるので、今回のプレゼンでは「目で見る耐震」を含めて施主には好評だった。今後木造住宅のデザインリフォームの際は活躍が期待できそうだ。 リフォームプラン(構造補強プラン) 既存プラン(安全検証) 耐震補強後:倒壊しない 耐震補強前:倒壊する可能性あり 塗り壁のイメージ
2011.09.07 Wednesday
現場の打ち合わせの一コマ。今日は施主のSさん(母)も現場打ち合わせに参加していただきました。外壁に塗る土壁の仕上げ方を左官職人さんと一緒に検討します。 左官仕事は工業製品と違って職人さんが手で塗って仕上げるため、塗る人のイメージや技量によっても差がでやすいところ。塗り方に違いを出さないように、大判のベニヤを用意して試し塗りを行いながら、こちらのイメージを伝えます。 外壁に塗るのは漆喰と珪藻土が混ざった土壁の一種。白い塗り壁はしっとりとして外観の表情もよくなるため、私はよく使っています。漆喰のようにつるつるした感じではなく、また南欧風の住宅のようにコテコテした感じでもない、土の表情が自然に見えるように軽くコテの痕跡を残したいと思います。 左官屋さんにこちらのイメージを伝えると、すーっとコテをベニヤ板に滑らせます。そう、そうそんな感じ。まるでケーキのスポンジを生クリームで丁寧に均すような感覚。左官屋さんも私の現場ではケーキ職人のよう(笑)角の部分は雑な仕上がりにならないように、丁寧に押えてもらいます。 施主のSさんにも実際の塗り方を見てもらい、とても気に入っていただきました。 左官屋さん、いい仕上がりを期待してます! ベニヤ板にコテを滑らす左官職人さん。ラフに見せながらも丁寧に仕上げる・・流石です! もぐる
2011.09.05 Monday
とあるお宅の床下にもぐる。 キッチンの床下収納をはずして、そこから床下の状態を確認する。 いや〜けっこう狭いです。着てきた服もホコリまみれ。 いつも設備業者さんが床下にもぐって作業をしているのを見てつくづく人道的ではないなと思っていた。 懐中電灯と作業の道具をもって、この中を這って行くのは本当に頭が下がる。(私にはムリ!) 床下の作業空間をしっかり確保するのも設計の気配りかもしれない。 頭と手をギリギリまでつっこんで、床下の写真を撮る。40才手前、からだが硬くなってきたことを実感・・(汗)。 築20年の木造住宅。まだキレイな状態だ。 いろいろなお宅を拝見すると、その時代の建築工法や時間とともにどのくらいの痛み具合になるのか勉強になる。 今回のリフォームは耐震の向上と2世帯住宅への改造が目的。 難しいテーマだが、同居するご家族にとっていい提案を模索したい。 床下にもぐって状態を確認。狭いなー 成長期
2011.09.01 Thursday
人に成長期があるように、会社にも成長する時期があります。私たちの事務所は2006年に開設して今年で6年目を迎えます。個人の小さな設計事務所ですが、住宅を中心にいままでさまざまな施主と出会い、お仕事をさせていただきました。独立前に10年間設計事務所で修行したとはいえ、いざ独立して自分で仕事をするということは、思っていたほど簡単なことではありませんでした。 厳しい局面も何度も経験しましたし、(今もそれほど変わりませんが・・)正直よくここまでやってこれたと思うこともあります(汗)。少しづつ設計の依頼をいただけるようになり、それがこんなにも尊く、またありがたいものだということも、独立してからはじめて知りました。私に設計をお願いしたいと声をかけてくださる方がいるたびに、その方のご期待に応えたいと強く思います。 今年になって、今までよりも仕事の幅が広りつつあります。3月の大震災をきっかけに、私自身の考え方にも変化が生じてきました。新築の住宅を手がけると同時に、既存住宅の耐震改修、リノベーションの仕事にも本格的に取り組んでいこうと思っています。また、この秋から住宅以外の仕事にも挑戦したいと思っています。これまでの仕事で培ってきたものを原点に据えれば、どんな仕事にも対応できると思います。 独立すると、人から教えを請う機会は少なくなりますが、その分仕事で自らが成長する貴重な機会を得ることになります。貴重な機会というのは、生かしてこそはじめて価値がでるものです。まだまだ成長の途中ですが、今は出来る限り背伸びをしたいと思います。 |