床材選び
2011.01.26 Wednesday
世田谷区で進行中のIさんのリフォーム。
設計打ち合わせも佳境に入り、先日仕上げ材料の打ち合わせを行いました。
Iさんは身体にハンディキャップをお持ちで、奥様との2人暮らし。
今回のリフォームでは空間機能の改善と、仕上げ材を変更することが、
生活の安全性と快適性をつくる上で大きな意味を持ちます。
打ち合わせの焦点になったのは床のフローリングについて。
転んでも危険のないことはもちろん、手すりにつかまり、室内をゆっくりと歩く人にとって
床への意識はきっと大きいものとなるでしょう。
あたたかくぬくもりのある床、自然で肌触りのよい材料がふさわしい。
そこで今回ご提案したのは桐のフローリング。
箪笥などでよく使われるあの桐材です。
足さわりがよく、あたたかな床材。
私が知る限り、素足で歩いてこれほど気持ちのよい材料は他にありません。
しかし桐はとてもやわらかく傷がつきやすい。
最近はキズがつきにくく、メンテナンスが楽な材料が好まれる傾向があります。
それゆえ桐のような材料はハウスメーカーや工務店からは敬遠されがちです。
しかしIさんにとって、床がやわらかいのは安全の証であり
キズがつくことを恐れるよりも、毎日の心地よさを得ることのほうがはるかに価値があるという
考え方もある気がします。もちろんすべての人に当てはまるとは限りません。
家づくりは一人ひとりの施主の立場に立って創造ことが大切であることを
今回の仕事を通して改めて確認しています。
設計打ち合わせも佳境に入り、先日仕上げ材料の打ち合わせを行いました。
Iさんは身体にハンディキャップをお持ちで、奥様との2人暮らし。
今回のリフォームでは空間機能の改善と、仕上げ材を変更することが、
生活の安全性と快適性をつくる上で大きな意味を持ちます。
打ち合わせの焦点になったのは床のフローリングについて。
転んでも危険のないことはもちろん、手すりにつかまり、室内をゆっくりと歩く人にとって
床への意識はきっと大きいものとなるでしょう。
あたたかくぬくもりのある床、自然で肌触りのよい材料がふさわしい。
そこで今回ご提案したのは桐のフローリング。
箪笥などでよく使われるあの桐材です。
足さわりがよく、あたたかな床材。
私が知る限り、素足で歩いてこれほど気持ちのよい材料は他にありません。
しかし桐はとてもやわらかく傷がつきやすい。
最近はキズがつきにくく、メンテナンスが楽な材料が好まれる傾向があります。
それゆえ桐のような材料はハウスメーカーや工務店からは敬遠されがちです。
しかしIさんにとって、床がやわらかいのは安全の証であり
キズがつくことを恐れるよりも、毎日の心地よさを得ることのほうがはるかに価値があるという
考え方もある気がします。もちろんすべての人に当てはまるとは限りません。
家づくりは一人ひとりの施主の立場に立って創造ことが大切であることを
今回の仕事を通して改めて確認しています。