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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
電球貧乏

 トイレの電球が切れた。

電球の交換は所長である私の役目・・。
替えの電球がなかったので、近所の電気屋さんに買いに行くと、何とお目当ての電球が売っていない・・(ガ〜ン)

ウチのトイレの照明は天井についたダウンライト。
電球はFDLの差込み式だ。(普通のグルグル廻してつける電球ではない)
そうなるとごく普通の電気屋さんには売っていない・・。

電気屋のオヤジさん曰く、まあ取り寄せか・・ホームセンターにでも行けばあるんじゃない?とバッサリ・・。
おかげで電球1つで電車に乗って買いに行くハメに(泣)

仮にこれが住宅の場合、使う電球はできれば3〜4種類くらいに抑えたい。
そしてどこでも買える電球のほうが望ましい。さすがに電球1つで電車賃払うのはアホらしいし・・。
ストックを山ほど買い込んでもどこへ仕舞へばよいことやら・・ああ、電球貧乏。

改めて考えると、最近住宅1軒で使う電球の数は昔に比べてかなり多い気がする。
空間の用途や演出方法なども多様化して、明かりの種類も増えてくるのは当然だと思うけど
うっかりしていると1物件で使った電球の種類だけでもとんでもない数になってしまう。

明かりは毎日の生活に欠かせない。だから照明のデザインは空間のデザインと同じくらいに
大切なものだ。だから「必要悪」になってしまっては元も子もない。
空間には愛着があるが電球に愛着はない。交換の手間だって極力少ないほうがよい。

それでもどうしても電球の種類が増えてしまった場合には・・
せめて地元の電気屋さんに売っているモノにしてっ・・て感じです。(ブツブツ・・)

posted by Toki Tsuboi | 12:31 | 日々のこと | comments(2) | - |
ウラガエル情報
先日ある新聞記事を読んでいて驚いた。
牛乳を1日130cc以上飲むと健康によくない??という話。

私たちが子どものころ、健康な身体をつくるために牛乳をたくさん飲んだほうがよいと教わった。
背が高くなるには牛乳を1日に1リットルは飲むとよいとか。
(飲んだけど大きくなりませんでしたが・・)

学校給食では毎日200ccのビンを飲み干すのは生徒の義務みたいなものだったし、
カルシウムの王様といえば牛乳で決まりだった。

しかし最近では牛乳は1日130cc以上飲むと健康に良くないというのが一般論。
半信半疑で調べてみると、厚生労働省の調査データでもそのことが報告されている。

牛乳ではカルシウムが摂取は大してできないらしい。
しかも飲み過ぎるとガンになる可能性があるなんて・・。
情報が完全に裏返っている。

もともと情報はある角度から見て正しくても、別の方向から見れば全く逆になることもある。
時代が変われば、ものの見方も大きく変わる。牛乳の件も将来また変わる可能性だってあり得る。
そう考えると情報は見る角度によっていかようにも見えてしまうような儚い存在だ。

今は情報化社会の真っ只中・・。

情報との向き合い方によって良くも悪くも見える社会。
もしそうなら、この100年に一度の不況も捉え方ひとつで、
少しはマシに見えるとよいのですが・・。


posted by Toki Tsuboi | 21:16 | 日々のこと | comments(0) | - |
住宅版エコポイント
 住宅版エコポイントの講習会に行ってきました。

事前の申し込みをしておいたのですが、
あまりに希望者が多すぎて、急遽1日2回の講習会となったそうです。

講習会には住宅瑕疵担保履行法の内容も含まれていたのですが、
ほとんどの人は住宅版エコポイントの話を聞きに来ていたようです。

昨年から家電業界ではエコポイント制度が実施され、
家庭内で発生するCO2の排出量を抑えることと、景気回復の目的で
少しずつ効果をあげてきています。

今年から住宅業界においてもエコポイント制度を導入することで、
新築住宅やリフォームで省エネ化したものについて最大30万円相当の
ポイントがもらうことができます。

具体的なポイント交換の対象はまだ決定されていないようですが、
商品券や家電商品などが検討されているようです。

この制度は今まさに国会で審議中の法案なので、今月から来月にかけて
1000億円の補正予算が通過すればすぐに施行される予定です。
(オザワさん問題でどうなるかですが・・)

今のところ2010年限定の制度ですから、
今年中に家を建てる人にとっては大変重要な法案です。

設計者やビルダーはもちろん、断熱、サッシメーカーも今すすんでいる案件に
即反映されるものなので、みなさん情報収集に一生懸命。
決定した内容は随時国土交通省のホームページにて情報公開されます。

しばらくは国土交通省のホームページとにらめっこの日々が続きそうです・・。

講習会
posted by Toki Tsuboi | 21:10 | 仕事のこと | comments(2) | - |
長期優良住宅のススメ
 今年から「長期優良住宅」の設計に関わっています。

長期優良住宅とは福田政権時の200年住宅構想から生まれたもので、
日本の木造住宅の品質レベルを向上させることで住宅の寿命を伸ばし、
次の世代へ残せる家づくりを目指そうというものです。

新築において長期優良住宅の認定を取得すると税制面で優遇を受けられる他、
国の補助金を受けられる可能性も広がり、施主にとって様々なメリットがあります。
今後ご希望される方も増えることでしょう。

国土交通省のパンフレットを見るとこのようなことが書いてあります。

施主               (良い住宅を造ってきちんと手入れし、長く大切に住まう)
ビルダー            (より良い住宅をつくり、長期にわたりしっかりと守る)


これを見ると住宅を長持ちさせるためのハードの性能や品質だけの話として捉えられがちですが、
実は「次の世代に残す社会資産」という考え方が私には重要のように思えます。

現在の日本において住宅を200年単位で考察することは机上の空論と言わざるを得ませんが、
これからの日本の住宅を社会資産として長く使っていこうとする試みはとても尊いことのように
思います。

住まいを次の世代に残すことは・・すなわち文化を残すことに他なりません。
そうした視点から見てみれば、この制度で最も力を入れなければならないのは
品質や性能だけではなく、実は設計力であることに気がつきます。

将来の生活や文化の変化に目を向け、それを予測し、深い洞察力をもつこと。
そして次の世代に生きる子どもが守りたいと思えるだけの豊かな空間を築くこと。

住宅を残すには相続税という高いハードルもあります。
受け継ぐ側にその家を残したいと思う気持ちがなければ世代の交代ともに消滅することも少なくありません。
住まい手に受け継ぐ精神をもたらすことがこの制度の根底にあってほしいと思います。
それは造り手の意識にも深く関わる時代のテーマにもなるはずです。

そのような考えのもと、この制度を施主のために役立てたいと考えています。


posted by Toki Tsuboi | 20:07 | デザインの手法 | comments(0) | - |
A HAPPY NEW YEAR 2010
    年賀状2010


皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も元旦からたくさんの年賀状を賜り、誠にありがとうございます。

私たちは元日からお寺へ初詣に行き、それぞれの実家に新年の挨拶に行ってきました。
初詣で引いたおみくじは夫婦2人とも大吉でした!
なにやらよい年になりそうな予感がします(笑)

今年は私たちが事務所を立ち上げて5年目を迎えます。
ひとつの節目を迎える大事な年。

世の中は不安定で、まだまだ先の見えない状況が続いていますが、
当たり前のことを一つづつ丁寧に積み上げていくことでしかこの状況を乗り越える
術はないように思います。

これまでまで出会った方々との御縁、育てていただいたことに感謝をし
これまでと以上に努力していきたいと思っています。

その結果として私たちが一人でも多くの方のお役に立つことができたとすれば
こんなに嬉しいことはありません。

皆様、本年もよろしくお願い申し上げます!


posted by Toki Tsuboi | 18:12 | 日々のこと | comments(0) | - |