千葉市O邸
2009.06.30 Tuesday
千葉で進行中のOさんの家をご紹介します。
ご家族曰く、何かを研究している・・(笑)という研究職のご主人と素敵なイラストを描かれる奥様。そしてかわいい2人の娘さんが暮らす家を当方にて設計させていただくことになりました。ご依頼いただいた経緯は以前このブログにも書きましたが、設計の打合せを重ねて家のカタチが見えてきました。
リビングにつながるデッキスペースでゆっくりとお酒が飲みたい・・。というご主人たっての希望を実現するため、家の中心にリビングを設け、リビングからデッキスペース、庭へと自然な流れでつながるように計画しました。そしてこのリビングには小さな吹き抜けを設けて、2階に設けたギャラリーコーナーとも縦につながるようにしています。
ギャラリーコーナーはサブリビングとも言える場所で、子どもさんは個室に篭ることなくリビングが見える場所で勉強や趣味の作業をすることができます。家族の気配、室内の空気を緩やかにつなげていくことで、コンパクトながらも面積以上に広く感じられるようにしました。空間に淀みをつくらず空気の流れが自然と家の隅々まで行き届くような・・そんなイメージをもって全体をデザインしています。リビングには調湿性能に優れた天然スタイル土壁を採用することで、家全体の空気環境を一定に保てるようにしています。
サプライズとしてデッキスペース脇にはキッチンから出入りできる奥様のアトリエを併設し、家事をしながらでもご自身の創作活動が充実できるような場所をご提案しました。ここは3畳ほどの空間ですが、春先には洗濯物を室内に干せる場所としても機能し、全員が花粉症のOさんご家族にとっては重宝する場所になりそうです。庭には娘さんのご希望だったブルーベリーの木などを植えて、道路からの視線を緩和するとともに、緑豊かで健康的なお庭をご提案しています。
普通の家であること。
実はそれがこの家の一番のいいところだと思っています。
普通であることの贅沢。新しいのにどこか懐かしいような感覚・・。誰の心にもあるようなそんな当たり前の空間を創りたいと思いました。いつも穏やかな時間が流れているような・・。そんな場所にできたらいい。担当工務店は千葉のハヤシ工務店さん。誠実で高い技術をもつ工務店さんです。この家は年内には完成する予定です。
32坪の木の家 家の中心にある吹き抜け 庭とつながる縁側空間
ご家族曰く、何かを研究している・・(笑)という研究職のご主人と素敵なイラストを描かれる奥様。そしてかわいい2人の娘さんが暮らす家を当方にて設計させていただくことになりました。ご依頼いただいた経緯は以前このブログにも書きましたが、設計の打合せを重ねて家のカタチが見えてきました。
リビングにつながるデッキスペースでゆっくりとお酒が飲みたい・・。というご主人たっての希望を実現するため、家の中心にリビングを設け、リビングからデッキスペース、庭へと自然な流れでつながるように計画しました。そしてこのリビングには小さな吹き抜けを設けて、2階に設けたギャラリーコーナーとも縦につながるようにしています。
ギャラリーコーナーはサブリビングとも言える場所で、子どもさんは個室に篭ることなくリビングが見える場所で勉強や趣味の作業をすることができます。家族の気配、室内の空気を緩やかにつなげていくことで、コンパクトながらも面積以上に広く感じられるようにしました。空間に淀みをつくらず空気の流れが自然と家の隅々まで行き届くような・・そんなイメージをもって全体をデザインしています。リビングには調湿性能に優れた天然スタイル土壁を採用することで、家全体の空気環境を一定に保てるようにしています。
サプライズとしてデッキスペース脇にはキッチンから出入りできる奥様のアトリエを併設し、家事をしながらでもご自身の創作活動が充実できるような場所をご提案しました。ここは3畳ほどの空間ですが、春先には洗濯物を室内に干せる場所としても機能し、全員が花粉症のOさんご家族にとっては重宝する場所になりそうです。庭には娘さんのご希望だったブルーベリーの木などを植えて、道路からの視線を緩和するとともに、緑豊かで健康的なお庭をご提案しています。
普通の家であること。
実はそれがこの家の一番のいいところだと思っています。
普通であることの贅沢。新しいのにどこか懐かしいような感覚・・。誰の心にもあるようなそんな当たり前の空間を創りたいと思いました。いつも穏やかな時間が流れているような・・。そんな場所にできたらいい。担当工務店は千葉のハヤシ工務店さん。誠実で高い技術をもつ工務店さんです。この家は年内には完成する予定です。
32坪の木の家 家の中心にある吹き抜け 庭とつながる縁側空間