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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
スウェーデン料理♪
完全にプライベートなハナシで恐縮ですが・・今月で私たちは無事に(笑)結婚8年目を迎えることとなりました。拍手
というワケで吉祥寺にあるスウェーデン料理のお店「アルトゴット」さんに行ってみることにしました♪


アルトゴット4
アルトゴットさんは吉祥寺駅から徒歩10分くらいのところにあるかわいいお店。
前から一度行ってみたいと思ってました。
この通りにはいくつかの北欧にまつわるお店が並んでいます。北欧雑貨・カフェ・おもちゃなどなど・・かわいいお店がいっぱい。
北欧関係のお店が集まっている場所は日本でもめずらしいです♪

アルトゴット5
前菜(右)にはにしんのディルマリネ。
コレすっぱくておいしいんです♪
北欧では保存食としてよく食べられている定番です。

アルトゴット
北欧料理の中でも有名なのはトナカイのお肉。今回はじめて食べましたが
クセもなくてとてもおいしい〜♪


そんな感じで夜は更けたのでした・・。是非また来たいお店です。グッド


posted by Toki Tsuboi | 12:40 | 日々のこと | comments(0) | - |
S邸地鎮祭
今年の夏から計画をすすめてきたSさんの家が間もなく着工します。今日めでたく地鎮祭を迎えました。祝 私たちは朝一番の「あずさ」で甲府へ直行〜ジョギング

S邸地鎮祭1
ここで少し地鎮祭についてのご説明。
地鎮祭とは、工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る行事のこと。一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されていて、安全祈願祭と呼ばれることもあります。工務店さんも全員で参加。皆さん準備おつかれさまでした!

地鎮祭2
Sさんの愛犬リキちゃん。「ボクも仲間に入れてよ〜」と言ってるのかも。


S邸解体
「建て替え」にともない、先日旧家の解体が行なわれました。旧家は大正時代に建てられた木造の切妻屋根の家。施主のSさんから、幼いころここで暮らしていたときの様子を写真で見せていただいたり、いろいろなお話も聞かせていただきました。こういう古民家は今ではとてもめづらしいですが、老朽化のため解体し、新しい家を建て直すご決心をされたのでした。

S邸模型1
新しい家のデザインは旧家と同じ配置をとり、旧家のようなシンプルな切妻屋根にしています。前の家は壊されてなくなりますが、旧家で暮らした空気感のようなものを残していくこと・・。そんなデザインの仕方もあるのではないかと思います。

S邸模型2
甲府の夏は暑いので強い日差しをカットするために深い軒が必要です。
南側には大きな縁側が・・
自然とうまくつきあう暮らし。昔からあった日本の住まいの形。
この家は来年の春に完成する予定です。


posted by Toki Tsuboi | 15:35 | デザインの手法 | comments(0) | - |
K邸配筋検査
着工してから約半月、横浜K邸は現在基礎工事が進行中です。
今日は構造設計を担当してくれた草間さんと一緒に現場に赴き、配筋検査を行ないました。

ここで少しご説明を!木造住宅の基礎は一般的に鉄筋コンクリート構造で造ります。
鉄筋コンクリート造とは骨組みである鉄筋と、コンクリートが一体になった構造のことで、さらに湿気を遮断するためや、安定性を図るために「ベタ基礎工法」を採用しています。うちで設計した住宅のほとんどはこの工法です。

配筋検査とは、そのコンクリートの骨組みに当たる鉄筋の本数や太さ、また法律で決められている鉄筋の長さやかぶり厚さが正しく確保されているかを検査すること。これも設計事務所が行なう大切な仕事です。

鉄筋2

鉄筋がきれいに配列されていてなかなか見事なものです。
コンクリートを打ったら見えなくなるのが惜しいくらい。

鉄筋1

来月初めにはこの基礎の上に木造の骨組みが立ち上がります。
それはまたご報告したいと思いますのでお楽しみに!


posted by Toki Tsuboi | 20:59 | 現場のこと | comments(0) | - |
白い土壁
「天然スタイルの家・アモナ」の現場は完成間近でいよいよ追い込みです。先週はリベロホームの井出社長が自らコテをもって室内の塗り壁に挑戦。3日間おつかれさまでした!室内の壁に塗ったこの材料は「天然スタイル土壁」といいます。

これは日本エムテクスさんがこのシリーズ用に開発したオリジナルの天然素材です。仕上がった表面は白く清潔感があります。もちろんいろんなパターンの塗り方が可能です。コストも比較的リーズナブルなので「アモナ」はこの土壁が標準仕様となっています。塗り終えた室内は空気や湿度がほどよくいい感じになりました。写真で一部をご紹介します。天然塗り壁にご興味のある方は是非試してみてはいかがでしょう。

モデル1
「天然スタイルの家」玄関ホール

モデル3
「天然スタイルの家」階段


posted by Toki Tsuboi | 10:38 | 現場のこと | comments(0) | - |
ラルフ・アースキンの建築
アースキンスウェーデンにラルフ・アースキンという建築家(1914〜2005)がいました。住宅や教育施設を多く手がけ、スウェーデンやイギリスを中心に活躍した建築家ですが、日本ではそれほど名前は知られていません。そう、知る人ぞ知る建築家、それがラルフ・アースキンです。

先日「ラルフアースキンの建築・人間性の追求」(鹿島出版社)という本が発売されました。本屋で手に取り思わず衝動買いをしてしまいました。写真は少なく比較的文字が多い書籍ですが、彼に関する資料は日本には少なく、まとまった内容を手に取るのは今回が初めてだったこともあり、見た瞬間に本気買いです。

3年前スウェーデンを旅したときのこと、彼が設計した建築を実際に見る機会がありました。当時は名前を聞いたことがある程度、スウェーデンに行ったついで・・くらいにしか考えておらず、あまり期待もしていなかった。後でストックホルム大学という彼の代表作であることを知ります。大学の中にはたくさんの施設があって、その中でも特に大学図書館の建築を見たとき、私は言いようのない感動を覚えたのでした。

アースキン1
図書館のラウンジ

ここは近未来の宇宙船の中にいるような不思議な空間で高い天井から柔らかい光が落ちてきます。目にやさしく、本がとても読みやすい。一見斬新な空間ですが、実際に身をおくと、ゆったりとした落ち着きのある環境であることがわかります。広い空間の中にちょっとした居場所がしつらえてあって、学生たちはそれぞれ気に入った場所で読書に没頭しています。私も自分の好きな場所を見つけて、座って本を読んでみました。今までこんなに心地いい環境で本を読んだことはありません。あまりの心地よさに気がついたら眠っていました。

アースキン6
ワークスペース

たまに目にするラルフ・アースキンの建築写真ではこの空間のよさはなかなか伝わってきません。だから写真だけ目にしても、コレってどうなんだろう〜?という感じさえ受けます。あるんですね。見てみないとわからないことって。写真には空気感や快適さまでは写らない。それが建築がもつ本来の価値だということをここで教わったような気がします。

アースキン5
空中ラウンジ

ラルフ・アースキンの建築には不思議な包容力とあたたかさがあります。それこそが彼が追い求めた「人間性の追求」ということなのかもしれません。いかに利用者のことを考えて設計に取り組んでいたのか、人のいる場所とはどうあるべきか、住宅、集合住宅、教育施設、街づくり・・それはこの本にあるラルフ・アースキンの言葉にもよく表れています。

「建築は他の主要な芸術すべてと異なっているということを、私たちは決して忘れてはいけません。私たち建築家はbrukstonst-  すなわち利用可能な実用性の芸術なのです。」
 ラルフ・アースキン

アースキン4
図書館のギャラリースペース

※写真は2005年にスウェーデンに行ったときに撮りました。この本の内容とは関係はありません。

posted by Toki Tsuboi | 09:48 | 建築のこと | comments(0) | - |
自分が意識しても、意識しなくても、季節は移ろい過ぎてゆく・・今日見つけた紅の粒。それぞれの植物が自分の世界を鮮やかに表現する。その静かなる自己主張は全体を乱すことなく、より美しい調和の世界を創りだしていました・・。自然って本当に不思議。

紅




posted by Toki Tsuboi | 21:29 | 日々のこと | comments(0) | - |
現場のブログ
現在「天然スタイルの家・amona」モデルハウスの工事状況をブログにて公開しています。

現場の工事状況をブログにして公開することは、これからこの住宅を検討してみたいお客様にとって、また設計を担当した私にとっても興味深いものです。ブログの記事を読むと、工事現場の状況や、リベロホームの方々のキャラクターまでうかがい知ることができ、こんなメンバーでつくってます!っていうリアルな感じが伝わってきて、不思議な安心感があります。

私も現場にはよく足を運びますが、現場が遠くであればあるほど、そう頻繁に行くことも難しいものです。ただこうしたブログで現場の様子が見られると、リアルに現場とつながっている感覚が持つことができます。勝又さん、文章もわかりやすくていいですね♪

同業者の方が見ることもあるので、ネタ出しには注意が必要ですが、自分たちの現場を楽しく、自信をもって仕事をしているリベロホームさんのポリシーは他の工務店さんも是非マネてみる価値あると思います!

商品開発は企画力、設計力、そして何よりも現場でつくるヒトの力が合わさってはじめてよいものになります。このプロジェクトに関わっている人の全員がこの企画を自分のこととして受け止め、真剣に取り組んでいる様子が、このブログからご理解いただけると思います。さて次回の更新が楽しみです。これはプレッシャーですか・・(笑)


posted by Toki Tsuboi | 10:28 | 現場のこと | comments(0) | - |
RADIO
先日、ずっと欲しかったチボリ・ラジオを買った♪私は仕事中もよくラジオを聴いている。そのほうがリラックスして集中力が高まるし、(思い込みかもしれないけど)作業効率と世の中の情報を同時に得ることができているような感じがするからだ。仕事中は自分の力を最大限に発揮することが大切だと思うので、自分なりに心地よい仕事のやりかたを身につけるのはある意味よいことだと思っている。

私にとってラジオは毎日仕事で使う道具である。毎日使う道具であれば性能面やデザインにおいてもやっぱり変なモノは使いたくない。誰に見せるものでもないが、自分が気持ちよく使うために、余計な機能などがついていないシンプルで高音質ないいラジオがほしいと思っていた。やっぱり屁理屈でしょうか(笑)

最近プライベートでも親交のある建築家のSさんからチボリラジオという名品があるという話を伺った。Sさんも私と同じく仕事中にラジオをよく聴かれるそうで、こんなラジオがほしいとずっと思っていたのだそうだ。そのチボリラジオを購入してみて、今とても満足していると言う。それを聞けば当然のようにワタシも欲しくなってしまったのでした。まずはパートナーを説得しなければ・・。あの〜コレ買ってもよろしいでしょうか〜?

もともとオーディオ機器が好きな性格だけで、カメラとかオーディオとかの世界に足を突っ込むといいように深みにハマる。小さいころからその手の専門雑誌などをよく読んでいた。小学生なのにプロ向けのオーディオ製品に興味があるもんだから、当時の音楽の先生とはその方面で仲が良かったが、同級生にはその手の話しは全く伝わらなかった。(笑)

話しを元に戻せば、チボリラジオは私にとって大切な日用品として、仕事道具として、横に居て心地よい仲間になるだろう。色の組み合わせもいろいろ種類があってそれがまた楽しい。特に誰にも見せるわけではないけれど、たまにはこういう自己満足も自分自身のテンションを上げるためにはいいものだと思っている。パートナーの目もあるのでほどほどに・・ですが。


チボリ2

posted by Toki Tsuboi | 09:28 | 日々のこと | comments(0) | - |
「あかり」について
今日はお客様の住宅にご提案する照明器具を選ぶために秋葉原にある照明のショールームに行ってきました。空間づくりにおいて照明計画はとても重要です。直接照らす光もあれば、間接的に柔らかく演出する光もあって空間の用途や、目的によって照明の考え方も多種多様。照明計画をするときは明るさだけで決まるものでもなく、何と言うか、美しい灯火が空間に命を吹きこむような・・そんな感覚があります。

私は北欧の照明器具がとても好きです。(出来れば北欧まで買いにいきたい!)北欧の天候は夏以外はとても不安定で、特に冬は陰鬱で厳しく、1日数時間しか太陽が出ないときもあります。厳しい環境の中で北欧の人々は家の中の暮らしを出来るだけあたたかく、また快適に過ごそうと努力してきました。そのような感覚からから「光」に対する思いは特別なものがあります。家族の暮らしをあたたかく灯す照明器具のデザインにも自然にこだわりが生まれたのでしょう。

私は数年前に北欧を訪れたとき、街の中や人々生活の中にいつも美しい光を灯す照明があることにとても驚き、また感激しました。光を生活の一部と考える北欧の照明器具は世界中に広く受け入れられ、長く愛されています。明かりが美しくなければ生活は楽しくない!それが北欧での当たり前の感覚なのです。

かつて日本人にも「明かり」を楽しむ文化がありました。今はマンションなどでは蛍光灯の均一な光の中で生活することが多く、明かりを楽しむという感覚は鈍くなってしまったのかもしれません。かつて私も例外ではありませんでした。だから北欧の考え方を知ったとき、とても共感が持てたのでした。

食事を楽しくするには、つくった料理がおいしそうに見える光の効果が必要です。それは特別なことではなく、生活に必要なあたりまえの考え方のような気がします。ゆっくりと本を読む光、リラックスしてくつろぐ光、それぞれ必要な光が結果として美しい空間を創り出すこと。そんな自然な美しさを照明によって演出できたらいいと思っています。

ショールーム



posted by Toki Tsuboi | 19:41 | デザインの手法 | comments(0) | - |