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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
イベント開催
埼玉県春日部市にて「天然スタイルの家 friends」という住宅ブランドが立ち上がりました。春日部エリアを対象に展開していく新しい住宅商品として、プロトハウス事務局×株式会社ダイケイホーム×坪井当貴建築設計事務所の3社が半年の時間をかけて開発をしてきたものです。今日はダイケイホームさんの社屋にてこの住宅の発表イベントが開催されました。私たちは担当デザイナーとしてご来場のお客様への商品説明と設計相談をさせていただきました。

手前みそになりますが・・。本当にいい住宅なんですコレ。私たちチームがご提案する「friendsフレンズ」がこの土地に広く普及していくことを心から願っています♪


イベント1
天然スタイルの家 friends(フレンズ)

イベント3
天然素材仕上げの体験コーナー。塗ってみるとおもしろい。
日本エムテクスの三浦社長が自ら塗って指導します。

イベント4
呼吸する壁は身体にやさしい仕上材です。


天然スタイルの家friendsフレンズのご相談窓口はこちらになります。
お気軽にお問い合わせください。↓

株式会社ダイケイホーム 
埼玉県春日部市豊町2−10−13
tel 048−763−6601 担当:斉藤
URL http://www.daikei-h.co.jp

posted by Toki Tsuboi | 18:47 | 仕事のこと | comments(0) | - |
年のコウ
仕事の合間にぶらりと散歩に出かけるといろいろなお店に出会う。ここ世田谷には、雑誌の特集や単行本が組まれるほど、さまざまな飲食店や雑貨店が軒を連ねる。せっかく世田谷にいるのだから、平日のランチや週末外食に出かけることも少なくない。おかげで財布は薄くなり、私の身体は太くなる一方です・・(笑)

幾度となく足を運んでいると、最初のころは「雑誌にも出ている有名店」に目がいくことが多かった。それはそれでやっぱりおいしいお店であることには間違いないのだが、最近目に留まる店が少しずつ変わってきている。

飲食店の通りを歩いていると、派手な店構えをしているわけではないが、昔からやっているお店がある。それこそ「昭和」の香りが漂う店構え。おそば屋さん、ラーメン屋さん、和菓子屋さん、海苔巻き専門のお店など、一度通ったくらいでは決して目に留まらないようなお店。2〜3度前を通るたびに、次第に気になってくる。思うにずっとこの街でお店をやってきているのだろう。言わば歴戦の勇者たちである。

おこがましい言い方になってしまうけど、飲食店がこの地域でやっていくのはとても大変なことではないだろうか。常に雑誌などに取り上げられているわけだから、わざわざ遠くから食べに来る人だって少なくない。その街で30年、50年と店をやっていること。これはかなりスゴイことだと思う。

先日もあるお店の暖簾をくぐってみると、中にいるのはおじいさん、おばあさんたちである。やさしく「いらっしゃい。」と声をかけられた。このようなお店に共通することとして、お店を切り盛りしているのはやさしそうな「おじい」「おばあ」の面々だ。のんびりと仕事をこなしてるように見せながら・・きっと相当のツワモノたちに違いない。

散歩がてら「海苔巻き屋さん」でお稲荷さんと海苔巻きを買った。お客さんは近所の常連さんが多い様子。海苔巻き1本くださいな。という感じで店にやってくる。地元に深く根ざしているこの感じは、雑誌の出ているお店にはない。お客さんと「今日は天気いいね。」と何でもない言葉と素敵な笑顔が交わされていた。私もその海苔巻きをいただいた。また明日来ますね。と思わず言いたくなるようなシンプルでやさしい味がした。

ここらへんにある「おじい」「おばあ」のお店はアナドレナイ。
「年のコウ」というのはやっぱりスゴイんですね。恐れ入りました!


posted by Toki Tsuboi | 10:05 | 日々のこと | comments(0) | - |
模型
設計の仕事の中で、模型はかなり重要な意味を持ちます。いろいろ考えていたプランが立体になるとどんな空間になるのでしょう・・。今までアタマの中にあったイメージが模型になった途端いきなり建築に近づきます。お客様にとって「模型」を見ることは待ちに待った大きな楽しみ。喜んでいただいた顔を拝見するたびに、つくった苦労など一瞬のうちに吹き飛んでしまう。だから「模型」は毎回丁寧につくることが大切です。そこにどんな空間が出来上がるのか・・。私も毎回ドキドキしながら楽しんでいます。


模型1

模型2

模型3

模型4


posted by Toki Tsuboi | 12:52 | 仕事のこと | comments(0) | - |
カップ&ソーサ
この春より、私たちに新たな仲間が加わりました。といっても人間ではないんですけどね・・(笑)。文様をみてすぐおわかりの方も多いのではないでしょうか。北欧デザインのカップ&ソーサです。

スウェーデンにあるグフタスベリのカップ&ソーサ。もちらんデザインはリンドベリ。自然の草花をモチーフにしたデザインは昔も今も色あせることはありません。うちのTEAタイムには欠かせない一品なのです。

BERSA
Bersa(ベルサ)緑の葉に黒い葉脈が大胆なデザインです。
緑の生命力がやさしくカップを引き立てています。

SPISA−RIBB
Spisa-ribb(スピーサ・リブ)ショコラカラーのリブが連続し、
「織り」の美しさを感じる繊細なデザインです♪



posted by Toki Tsuboi | 12:06 | 日々のこと | comments(0) | - |
ホームページ(HP)
はじめてお会いする方からうちのHP(ホームページ)を見て、お褒めの言葉をいただくことがある。その内容は「綺麗なHPですね」とか「わかりやすいHPですね」というもので、「見ていて疲れない」という評価もよくいただいている。そのようなご感想をいただくたびにとても嬉しい気持ちで感謝の言葉を申し上げている。

今やHPはその会社の看板のようなもの。HPには「伝えたいこと」が見る人にとってわかりやすいことが大切だ。自分のHPをつくるとき、見る人に心地よい感覚を提供したいという思いがあった。こちらからこう感じてほしいというものではなく、見る人それぞれが自分の気持ちに素直になれるようなもの。それは私たちのつくる住宅建築のありかたにも共通する願いである。

はじめにHPは自分でつくるのか、はたまた人にお願いするかとても悩み考えた。考えた末、私たちはあるデザイナーの方にHPの作成を依頼することにした。建築家仲間からは、自分でつくればお金がかからなのにもったいない・・。と言われたけど、私は人に依頼したことが結果的に正解だったと思う。

確かにデザインに関わる仕事をしている自分たちのHPを知らない人に頼むことはある意味とても不安だし、お金だって決して安くはない。独立したての当時の私たちにとって、その出資は途方もなく大きいものだ。しかしたとえお金はかかっても、いいHPをつくることが当時の私たちにとっては重要だったし、その道のプロの目が入ることもまた必要なことだった。

参考までにいろんな建築家のHPを拝見すると、ご自分でつくられている方も結構いらっしゃるようだ。もちろん見やすく好感がもてるHPをつくられている方もいれば、自分の「作品」にこだわるあまり、見る人にとってわかりづらいHPになってしまっている人も少なくない。自分でつくりはじめてしまうと、自分のことが客観的には見られなくなることもある。HPには前提として「客観性」がとても大切なような気がしていた。

そこでHPをつくってもらうデザイナーをいろいろな方法を使って探してみることにした。デザイナーのHPを何度も見て、この人がいいか、またはこの人か・・。今にして思うと、この一連の探索はお施主さんが建築家を探す作業とほぼ同じである。自分が依頼者の立場になるということ。気が付くとここに外注する本当の理由があったように思う。

建築家に限らず、デザインする人間はとかく自分で全てをやりたくなるものだ。それはある意味とても必要なことだけれども、結果的に発注者の視点に立つことはほとんど経験できない。私は建築家にとって必要な資質として、「いかに依頼者の立場に立てるか」が重要だと思っている。それを経験することは、実はお金以上に大切な意味がある。

デザイナーにお会いしてつくりたいHPのイメージを伝える。はじめて会う人に自分のイメージを伝えることもまた難しいことだ。お願いする以上は先方の考え方を大切にしたいと思う。デザイナーとしていい仕事をほしいと思った。それが自分に対しての客観性を生み、自分だけではない個性をつくる方法のような気がしたからだ。何度も打ち合わせを行い、今のHPが完成した。いいコラボレーション作品が出来たのではないかと思う。

この一連の作業の中で、私は実にたくさんのことを学ぶことができた。HPは私たちのとって大切な「家」と同じなのだ。それを人に任せることは少なからず決心が必要だった。私たちのHPはたかだか数十万円だが、建築は数千万円の「財産」だ。施主としてそれをを人に任せることは想像以上に大変な決心だと思う。そのことを自らが理解できなければこの仕事は務まらない。

私たちのHPには私たちの「個性」と「非個性」がバランスよく同居している。
それが「見る人」の心に自然に残るようなものであってほしいと願っている。
そしてこのHPをともに創ってくれた方々にも感謝の言葉を送りたい。


posted by Toki Tsuboi | 12:45 | デザインの手法 | comments(2) | - |