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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
ブログは育つ
このサイトを立ち上げてから早いものでもうすぐ1年が経とうとしています。おかげさまでブログアクセス数も6000件を超え、それだけの方に読んでいただいていると思うと嬉しいやら恥ずかしいやら・・。でも本当にありがたいことです。

先日改めて自身で書いたブログを読み直してみました。結構書いたような気がしていたのですが・・。え?これだけだったかなあ。あっという間に終わり・・。ページでいったら7ページ程度しかなかった。最初のころ週1回の更新だったからこれではやっぱり少なすぎたようです。最近は波もありますが、だいたい週2回のブログ更新を目標にしています。習慣化してしまえば意外と楽に続けらそうです。

先日ある人から「ブログは生き物だから毎日かわいがってあげたほうがいいよ」というお話をいただいた。かわいがる=更新すること。それは私のブログがどうこうということではなくて、ブログを書くにも心がけが必要なのだという。ブログは自分自身の吐露であるから好きなように書いて好きなときに更新する。というのも悪くないけど、やはり読んでもらえる方を徐々に増やしていかないとブログも自分も成長しないのだそうだ。

自分におきかえて考えてみればそうかもしれない。おもしろそうなブログを見つけても、1週間も更新されないようなブログはほとんど忘れてしまう。さらに1週間もあけておきながら大して内容がないブログはきっと二度と見に行かないだろう。読む人のことを何も考えないで書いているものは読んでいる方にとっても決していい印象を与えない。

当たり前のことだけど、書く人と読む人がいてはじめてそのブログには価値が出てくる。そしてみんなでその価値を育てていくことができるのが、ある意味ブログの醍醐味かもしれない。なるほどねー。だから毎日とまではいかなくても、3日に1回は自らのブログをかわいがってあげようと思う。

おかげさまで1周年。皆様今後ともよろしくお願いします。



posted by Toki Tsuboi | 10:44 | 日々のこと | comments(0) | - |
花粉到来
今年もまたやってきました・・。毎年恒例の花粉症。先日すさまじい春一番が吹き抜けたことで関東にも杉花粉が上陸した模様。私たち夫婦は足並みそろえてくしゃみを連発。目はじょぼしょぼするし、くしゃみ・鼻みずも大量です。

去年がわりと少なかったため、今年花粉が多くなるというウワサも聞く。先日ある工務店の社長とお会いすることになったので、河口湖近くまで出かけてきました。この社長さんも生粋の花粉症らしく、私たちと話をしている間も終始ティッシュを手放せない。「ちょっとすみません」と席をたち、くしゃみ連発してました。その気持ち、よーくわかります。私たちはそのときはまだ大丈夫だった・・。上には上がいるものです。

花粉症に何がきくのか調べているけど、まだよくわからない。お医者さんに行ってお薬もらうことぐらいしか今のところ方法はなさそうです。いろんな人に聞いてみると、鼻孔を焼くのがいいと言う人もいる。それはちょっと想像すると怖い・・。ちなみにメスを入れると言うコトバにも弱い・・。それをするくらいなら、花粉症とは永い付き合いだと開き直るしかない。しばらくは腐れ縁でなかよく付き合っていくしかなさそうです・・。

今週から事務所の中では空気清浄機が元気いっぱいに活動しはじめました。


posted by Toki Tsuboi | 20:21 | 日々のこと | comments(0) | - |
木を切らない建築家
先日雑誌「新建築」2月号の巻頭論文を目にした。見開き片面のみの短い論文。書いていたのは建築家の内藤廣氏。内藤さんの文章はいつも読む私たちの心に何か大切なことを訴えかける。その考え方や建築に向き合う姿勢に私は尊敬の念を抱いている。

彼が書いた論文は「建築家は木を切るな」というものだった。内容によれば彼の事務所のとなりにはインド大使館が建っている。東京では希な緑豊かな場所であり、大都会の中にある自然の森だ。まさに東京では貴重な場所でもある。そんな大使館が取り壊され、新たに日本の建築家による建て直しプロジェクトが始まった。建物の解体とともにそこにあった木々が次々と切り倒されてゆく光景をみて彼は怒りを感じたという。

同じ建築に関わるものとしてその有様がどうしても納得できない。そしてどういう経緯で、誰の指示によるものかを徹底的に調査をしていくと、誰の指示だったということもなく、工事上や建物の計画上ただその木が邪魔だったからという結論をつきとめたのだというのだ。何と情けなく、まともな神経ではないと彼は痛切に訴えている。計画者のだれもがそのことに関心がなかったことで結果的に木は無残にも切られたという訳である。

大使館の建設プロジョクトに選ばれたのは日本でも有名な建築家だ。だが、そこにある木1本残せないような、またそれにえらく無関心な設計が本当に街や人々のためになる計画なのか疑わざるを得ない。設計した本人にはそれなりの言い分もあるのかもしれない。だが内藤氏は声をあげて言っている。この建築家のことを絶対に許すわけにはいかない。この豊かな木々を切らなくては成り立たないような計画は何があろうと設計が悪いと言い切る。

建築家は少なからず自然を破壊し、建物を建てていくことが仕事だ。だからこそ目の前にある自然や環境の価値を守っていこうとする強靭な意志が私たちの職能には必要なのだ。自然を破壊してしまうのも建築家かもしれないが、守っていくことや残していくことも建築家にできる大きな仕事ではないかと思うからだ。建築家は木を切るな。私たちは自然を傷つけながら仕事をしていることを忘れてはならない。だからこそ守り、できることをしていこうではないか。という彼の言葉は私の心に深く刻まれるものだった。


posted by Toki Tsuboi | 12:08 | 建築のこと | comments(0) | - |
THE WORLD OF LEGOS
渋谷パルコにて「レゴで作った世界遺産展」が開催されています。展覧会タイトルはPIECE OF PEACE ピースは多いほうがいい。はたしてどんな展示があるのでしょう・・。ちょっと楽しそうな展覧会。レゴブロックは北欧の代表的なおもちゃ。子供のころから大好きだった。LEGOのつくり出す世界は最も単純で、無限の可能性をもっているのかもしれない。

地球
世界はレゴで出来ている?
クフ王のピラミッド
ピラミッドも・・。
パルテノン神殿
パルテノン神殿も・・。
タージ・マハル
タージ・マハルも・・。
モンサンミシェル
モン・サン・ミシェルも・・。
厳島神社
厳島神社も・・。
サクラダファミリア
サクラダファミリアも・・。

世界は1つ。それは1つひとつの歴史・文化・人々の暮らしから出来ている。
ピースは多いほどいい。レゴの世界はこれらの世界遺産・平和を守ろうとする小さな価値観の積み重ねなのだ。一人ひとりがまた別の形でそれらを伝えていけば、その可能性は無限に広がる。やっぱりレゴの世界観には無限の可能性がありました。この写真を紹介することによって私もその世界の一員(PIECE)になれるような気がしました。


posted by Toki Tsuboi | 20:14 | 日々のこと | comments(0) | - |
資料づくり
2月17日にプロトハウス事務局の「いい家づくり学習所」にて講師を務めさせていただくことになりました。今週はその資料づくりに奮闘中。これは本当にいい家を建てたいと思っている人のための学習会。そんな真剣な方々に対して少しでもお役に立てればうれしいです。いい家づくりって何でしょう?何かヒントを見つけて帰ってもらえるようなそんな学習会にできたらいいと思います。

話す内容もほぼ決まっているのであとは資料を整えればいいのですが、資料をつくるのもなかなか難しいものです。2年ほど前、欧州を数ヶ月かけて旅をしたことがあります。今回少しその内容も交えてお話しようと思っているのですが、当時撮った写真の枚数は山のよう。それから今回よさそうなものをピックアップしたいのですが、これがなかなか決まらない。決めようとすればすぐに決まりそうなものだけど、自分がわかる為に撮ったものが多かったから、こんなことならもう少しいい写真撮っとけばよかったなーと今更ながら後悔する。でも内容はしっかりとお伝えできるようないい資料をつくりたいと思います。

今年はいろんな形で私たちの家づくりをより多くの人に見ていただく機会を増やしていけたらいいなと思っています。


posted by Toki Tsuboi | 10:05 | 仕事のこと | comments(0) | - |
ムーミンママの料理
ムーミンママのお料理の本を手に入れました。はたしてどんなレシピが書いてあるのでしょう。

何ヶ月もかけて北欧を旅行したことがある。この本を見たとき、旅の途中に出会った北欧のあたたかい料理を思い出した。日本ではめずらしい北欧家庭料理のレシピ本。挿絵はトーベヤンソン。ここらへんも言うことなしである。

本の中を開いて少し戸惑う・・。あんまり写真がない・・。料理のレシピは確かに書いてあるけどどんな料理なのか見当もつかないものもある・・。ビジュアル的なものといえばヤンソンが描いたムーミンの挿絵のみ。はたしてこれで料理はつくれるのだろうかと心配になってきた。

しばらく眺めてみて自分がヤボなことに気が付いた。なぜならムーミンママがつくる料理はきっとおいしいに決まっている。(私の中で)絵本の中で味も想像してみよう。完成形などなくてもそれを想像しながらつくっていけば、自分の思い描くようなムーミンママの家庭料理ができるんじゃなかろうか・・。きっとそうに違いない。このレシピにむしろ写真などいらない。想像力を使ってつくってみることが大事なんだ・・。とりあえず都合の良い解釈をこころみる。

寓話としての料理レシピ。どんな料理ができるのかドキドキですが楽しんでつくってみようと思います。



もちろん絵もかわいいです。


posted by Toki Tsuboi | 21:08 | 日々のこと | comments(0) | - |
節分
今日は節分でこよみの上では立春。しかし今日の東京は大雪でした・・。

節分に豆をまくのは一家の主かその年の年男がしきたりらしい。私はこの事務所の主であり、今年私は年男。豆をまくには十分すぎるほど条件がそろった。「鬼はーソト!!」この年になるとさすがに恥ずかしくてそれはできない・・。小さな声で福は内・・。マンションはこういうとき不便さを感じマス。

ご存知のとおり節分には年と同じ分だけ豆を食べる習慣がある。小さいころ、自分の豆が少なくてダダをこねたことがある。逆におばあちゃんは山盛り一杯の豆が積まれて困っていたのを思い出す。今年私は36歳。36粒の豆を食べるとどうなるか・・。たぶん下痢することは間違いない・・。

今年は雪の節分。日曜だったこともあり、近所のこどもたちがみんなで豆まきをしていた。私はそれを見ながら緑茶をすすり、今日食べる豆の数を真剣に検討してみる。とりあえず何個か豆を食べて行事をすませたという涼しい顔をするのか、それともおなかを壊すのを覚悟で36粒の豆にあえて挑むのかは・・。

悩んだ結果、それは後で考えようという結論に至る。


posted by Toki Tsuboi | 16:01 | 日々のこと | comments(0) | - |