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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
オイルヒーター
一年で一番寒いこの時期は暖房をつけていないとさすがにツライです。そこで暖房器具のご紹介。うちの事務所ではオイルヒーター1台で暖房をまかなっています。事務所は賃貸なのでエアコンはついているのですが、暖房として使ったことはありません。あの暖かい風が出てくる感じがあまり好きではないのと、乾燥してノドもやられやすくなる。そういうことから、エアコンはあまり快適な感じがしないのです。

オイルヒーターはもともと北欧やヨーロッパの国によくある暖房装置のこと。ヨーロッパでははじめから建築設備として備えられていることが多く、ラジエターフィンの中を暖かいオイルが循環し、柔らかな暖かさを作り出します。輻射式暖房なので風は一切出ません。暖かい空気が自然に上に上がり、冷たい空気が自然に下がる。自然の原理を利用した暖房装置なのです。最近は日本でも家電製品売り場でよく見かけるようになりました。いくつか種類もあって3万円前後で売っています。

小さな子供さんのいる家や、乾燥した空気がキライな方にはぜひお勧めの暖房器です。ペットを飼っている方や爬虫類を飼っている方?にもオススメです。動物や植物にもこの自然な暖かさがウケること間違いなしです。スイッチをいれてすぐに暖かくなるものではありませんが、その自然な暖かさを一度経験してしまうとエアコンの空間には戻りたくなくなってしまいます。オイルヒーターでこの冬快適な温熱空間をつくってみてはいかがでしょう。


オイルヒーター
オイルヒーターです。


posted by Toki Tsuboi | 20:57 | 建築のこと | comments(0) | - |
歯医者さん
1年前に治療した歯の調子がどうもよくない・・。何回か通った歯医者さん。そのときはこんなものかと思っていたけど、何故かもう一度相談したいという気持ちになれない・・。いい歯医者さんってどうやって探したらいいのだろう。

歯医者さんはどこ町にもたくさんあるし、範囲を広げれば数えきれないほどだ。その中から自分にとっていい歯医者さんを見つけることは本当に至難の業。誰もが思うことだけど、出来ればウデのいい歯医者さんにかかりたい。生活する上で歯は一生モノ。こちらの様子をよく理解してもらった上で、自分にとって一番いい治療方法を親身に考えてくれるような歯医者さんってどこにあるんでしょう。近いから、早いから、の理由だけではどうしても選べない。

ホームページなどをつくっている歯医者さんであれば、治療のことをどれだけ詳しく書いてあるかチェックするのは大事。さらに読む人のことを考えてよく説明しているものであれば、治療も同じようにしてくれる確立は相当高い。調べてみたらたまたま近くによさそうな歯医者さんがあった。でもウデがいいかどうかはまた別の話だ。とりあえず行ってみるしか方法はない。

いろいろ考えてみると私たちの仕事とよく似ている・・。私たちの仕事もお客さんにそう思われていることだろう。設計したデザインがいい、悪いはホームページなどでもおおよそのことは理解できるが、実際の仕事の仕方や、自分たちが望んでいるものに合っているところなのかどうか判断するのはとても難しい。会ってみて話をし、その人の感性や考え方をきいてみてはじめてわかることも少なくない。自分にとって本当に必要な人に出会うためにはやはり自分の足や時間をつかってできる限りの情報を集めるしか方法はないのだろう。調べる努力をしていけば、必ず道は開けてくると思う。

今回は引越ししたことで、世田谷にある小さな歯医者さんをたずねることにした。予約でいっぱいらしいが、連絡したら快く時間をとってくれた。数時間後、私の予想はおおかた的中したようだった。ここならおまかせできそうだ。診察室を出るとき私の小さな不安は安心感へと変わっていた。


posted by Toki Tsuboi | 20:32 | 仕事のこと | comments(0) | - |
雪景色に思うこと
朝起きると空気がピンと張った感じがする。窓のブラインドをゆっくりと上げてみると外は一面の銀世界。1年にたった数日だがこういう日がある。毎年雪が降るといつも子供のころを思い出す・・。今日東京は雪だった。

雪国に住んだことのない私にとって、子供のころの雪は1年のうち一番冬らしいイベントだった。朝カーテンを開けたとき、一面に広がる銀世界を見て感動したのを覚えている。親父は仕事や交通のことが心配で、朝からブルー極まりない様子。そのとき親子はとても対照的だったに違いない。

毎年雪の日を迎えると、いつも子供のころの感覚が一瞬よみがえる。私も大人になったせいか親父の気持ちも最近よくわかる。今の私にとって冬らしいイベントは楽しさ半分、ブルーな気持ちも半分だ・・。

雪やコンコン・・。犬は喜び庭かけまわり、ネコはコタツで丸くなる・・。うらやましいなあ。大人になった私は犬にもネコにもなれず・・。そう思いながら打ち合わせに向かう。でも悪いことばかりでもないようです。行きの電車の窓には雪の結晶がキラリと光って美しかったし、いつも見慣れた景色が違った風景に見えたりした・・。遅れた電車の中ではゆっくり本も読めてそれなりに楽しい時間を過ごすことができた。

たまに降る東京の雪。大変なことも多いけど、ささやかですがうれしいこともあるもんです。子供のころとはまた違った意味で雪景色を静かに楽しめた1日だった。


posted by Toki Tsuboi | 21:51 | 日々のこと | comments(0) | - |
おじさんがつくるケーキ
(今回は少々長いお話です。)

地下鉄丸の内線新高円寺の駅前に小さな洋菓子屋さんがある。以前、新高円寺駅をよく利用していたことからその店のケーキをよく買っていた。その店のケーキはとびきりオリジナルというわけではない。ただ余計なものが入っていないような、何とも懐かしくやさしい味のするケーキだった。

決して有名なお店ではないし、いつもお客で混雑しているわけでもない。店に入ると、オジサンが一人でもくもくとケーキをつくっていて、小さなショーケースにシンプルなケーキがところ狭しと並んでいる。そのオジサンのつくるケーキの味を私はとても気に入っていた。どこにでもあるような普通のイチゴショート。その味がいつも帰宅する私の足を止めた。私はその店に「オジサンのケーキ屋」という愛称を勝手につけ、昭和のころを思い出す味に何処か親しみを覚えていた。

世田谷に移転してからこちらにもおいしい洋菓子屋さんはたくさんある。それはそれとして、あの「オジサンのケーキ」の味がたまに恋しくなることがある。前は近かったからいつでも買いに行けたけど、今はなかかな買いにいけないなあと最近残念に思っていた・・。

今日偶然テレビを観ていたら、何とその「オジサンのケーキ屋」が写っているではないか。番組自体を途中から観たので、内容を理解するのに少々時間がかかったが、どうもクリスマスの終わった12月26日に番組で企画したオリジナルケーキをつくって売るというものらしい。タレントさんが企画に協力してくれる店を探して歩き、高円寺近辺の何軒かの有名洋菓子店に行って交渉するが全て断られ、いきついた店が「オジサンのケーキ屋」だったということのようだ。私は思わず身を乗り出してその画面に見入ってしまった。

あのオジサンがしゃべってるところをはじめて見た・・。どうも話をきくとお店自体の経営がうまくいっておらず、借金だらけだという。オマケに競馬にのめりこみ、借金もふくらむ一方。話だけきけばホントしょうもないオジサンである・・。そろそろ店を閉めて故郷へ帰ろうと本気で思っているらしい。マジですか・・。そういえばケーキ買いに行くとなぜか赤いペン持ってたっけ・・。

番組で企画したオリジナルケーキはミカンを使ったモンブランのようなケーキ。ケーキづくりに徹夜で挑む。目標は600個完売。小さなケーキ屋としてみたら天文学的な数字である。スタッフやアルバイトもみんなで頑張り600個完成。朝から店をあけていてもなかなか人は入ってこない。そこで商店街へ出て試食販売を開始する。最初はなんだかよくわからなかった商店街の人たちも試食したら、少しずつ買ってくれるようになった。

タレントの力もあったとは思うけど、試食した人の感想はとってもおいしいと言っていた。なんか懐かしい味がする・・。また食べてみたいケーキの味という評価だった。夕方になり、サラリーマンの帰宅途中も試食作戦。ケーキはものすごい勢いで600個が全て完売。画面を観ているこちらも熱いものがこみあげてきた。もはや他人ゴトではなくなっている私・・。感情移入も頂点を迎えている。あのオジサンの味は確かに人の気持ちを動かしていたからだ。それは彼自身もいままで味わったことがない感動だったに違いない。

また今年も「おじさんのケーキ屋」が存続することを願っている。ただし競馬はほどほどに・・。次行ったときに思わず口をついて出そうである。よい仕事をすれば見ていてくれる人は必ずいる。そう信じたくなるようないい話だった。オジサンのケーキをまた買いにいこうと思います。


posted by Toki Tsuboi | 22:10 | 日々のこと | comments(0) | - |
ボロ市祭り
ボロ市通り

1月15日、16日は世田谷ボロ市祭りが開かれています。年2回開かれるこのお祭り。この2日間事務所の前は人・人・人・・。事務所から出るのも入るのも大変になる2日間なのです。

ちなみに前回は昨年12月15日、16日の2日間。ついこの間やったばっかじゃないの・・。という不思議な祭りなのですが、ボロ市通りにはたくさんの露店が軒をつらねてそれはそれは賑やかだ。

人ごみの中へ突入すると、おもしろいモノが売っている。何が売っているのかときかれれば・・。そう、ガラクタだ。普段使うような実用的なモノじゃなくて、あってもなくてもいいようなモノ。日用品を少しはみだした思わず欲しくなるようなガラクタもたくさんあるし、これは人からもらったら処分に困るだろうなー(笑)と思うようなモノもたくさん売っている。

このボロ市の名物は代官餅。買うのに40分も並ぶ。それだけ待つほどおいしいのかと言えば・・普通である。でもつきたてのお餅をみんなで分けて食べるのはやっぱりおいしいもの。たまににぎわうこの祭りを盛り上げてくれる名物。こういう雰囲気を一緒になって楽しむのも悪くない。地元をマジメに楽しんでみようと思う2日間だ。

盆栽
ミニ盆栽
お箸
お箸
ストラップ
手編ストラップ



posted by Toki Tsuboi | 20:14 | 日々のこと | comments(0) | - |
鏡開き
今日は鏡開き。昔から実家にはこの時期大きなお餅がお供えしてあった。おばあちゃんの家に行っても同じだった。小さいころお供えしてあるお餅を見てこういう会話をしたのを思い出す。

私:あそにあるお餅は食べないの?
父:あれは神様にお供えしているものだから今は食べられないんだよ。
私:いつ食べられるの?
父:そうだなー、カビが生えるころ食べられるよ。
私:カビが生えたら食べられないよ。
父:カビは先に神様が食べたという証なんだよ。
私:カビはおいしいの?

数日後
父:今日は鏡開きだからお餅を割るよ。
私:割るの?包丁で切らないの?
父:包丁は使ってはいけないんだよ。
私:なんで?
父:鏡開きは昔からあった武士の習慣で、刃物で切ることは縁起が悪いんだ。
私:ふーん。僕が割ってもいい?
父:いいけど割れるかな。すごくカタイから。
私:端っこだけ割れた・・。
父:割ったときに綺麗に割れたほうがいいんだよ。ほらかしてみ。
私:すげー。一発で割れた。で、カビはおいしいの?
父:おいしくない。おなかこわすよ。
私:食べたことあるの?
父:小さいころにね・・。

今年も迎えた鏡開き。どういう訳か最近のお餅は弾力性に富んでいて割れない・・。カビも生えない・・。ミカンのほうが大きく見えるのは気のせいか?

私にとって鏡開きはとってもカビくさい行事。今夜はおしるこにします!

posted by Toki Tsuboi | 12:01 | 日々のこと | comments(0) | - |
幕開け
今日から「仕事始め」という方も結構多いのではないでしょうか。4日から仕事をされていた方は(私も含め)本当にごくろう様です!毎回のことですが、永い休みの後ってなかなかツライものです・・。ツライといえばこの時期はお正月に残ったおせちの始末にも一苦労です。ヘタすれば正月の3日間よりも餅やキントンを食べなくてはなりません。祭りのあと始末は祭りよりも大変だったりするんです・・。

2008年幕開け!と意気込む前にまず深呼吸することをおすすめします。この時期の体調管理が実は一番大変です。正月明けってなぜかみなさん疲れてる・・。永い休みの後ほど、風邪をひいたり、インフルエンザにもかかりやすい。そして天候も一段と寒い時期に突入します。休み明けからヘタレないようにみなさんくれぐれもご注意を!

「はい鼻から息すってー!」


posted by Toki Tsuboi | 09:08 | - | comments(0) | - |
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。

昨年事務所を移転し、今年は新たな気持ちで新年を迎えることができました。元旦よりたくさんの方々から年賀状をいただきましたこと御礼申し上げます。

今年は「子」の年、私は12年ぶりに年男です。
だからどうということはないのですが、新年の意気込みには何かと理由も必要なのでありまして・・。せいぜい空回りしないように、静かに意気込むくらいが丁度よいのでしょうか。今年も良い仕事ができることに(静かに)全力投球です。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年もよろしくお願い申し上げます。




posted by Toki Tsuboi | 12:13 | 日々のこと | comments(0) | - |