せたまる電車
2007.07.27 Friday
移転が完了してからそろそろ2週間が経とうとしています。おかげさまで忙しく、いまだ事務所の荷物と格闘中・・。といった感じです。さて、親しい方々にもまだご案内状を差し上げておらず、私たちが新しく構えた事務所は何処か?という問い合わせがあったりすると、口頭にてご説明している始末です。もう少しでちゃんとご挨拶できると思いますので皆様今しばらくお待ちください。
ここは東急世田谷線の上町駅(かみまち)から歩いてすぐの場所です。世田谷線とは通称「せたまる」という愛称のある電車。そもそも電車なのかバスなのか、というくらいの2両編成の小さな「乗り物」です。東京の世田谷区の中心部を走るわりにはその名は意外と知られていません。(実は私も今回初めて乗りました。)
東急田園都市線の三軒茶屋駅〜京王線の下高井戸を結んでいて、端から端まで乗っても
たったの20分でおしまい。トロトロと走るその様を見ていると、なかなか愛嬌のある顔をしています。きっと「車両事故」とかないような気さえしてくる。世田谷区には大きな環状道路があって、この「せたまる」と交わる場所がありますが、トロトロ走って信号停止。何と車と信号が一緒。車や人を待つために電車が止まる。乗り方もバスと似ていて、駅から電車に乗ると料金箱にお金を入れる。車掌さんから挨拶なんかされると少し照れてしまう。少し誇張して言うならヨーロッパの路面電車(トラム)のような感覚です。
せたまる車内 撮影:坪井当貴
今年世田谷線は生誕100周年。旧玉電の路面電車としても永い歴史があります。地域の住民の方々は世田谷線の線路沿いに花や植物を植えて景観をよくする運動をされているご様子。駅では駅名プレートのストラップが売っていたりする。「せたまる」はとても地域の皆様に愛されているようです。私も子供のころからこいう「乗り物」はとても好きだった。スピード感がある最新の電車より、住宅街の中をゆっくりと進んで周りの景色がよく見えることが何よりうれしかった。そんなことを思いながら電車にゆられて終点に到着。終点の三軒茶屋駅もどこかヨーロッパの田舎駅のような雰囲気をもっている。ここが私たちのこれからのホームグラウンド。
三軒茶屋駅 撮影:坪井当貴
ここは東急世田谷線の上町駅(かみまち)から歩いてすぐの場所です。世田谷線とは通称「せたまる」という愛称のある電車。そもそも電車なのかバスなのか、というくらいの2両編成の小さな「乗り物」です。東京の世田谷区の中心部を走るわりにはその名は意外と知られていません。(実は私も今回初めて乗りました。)
東急田園都市線の三軒茶屋駅〜京王線の下高井戸を結んでいて、端から端まで乗っても
たったの20分でおしまい。トロトロと走るその様を見ていると、なかなか愛嬌のある顔をしています。きっと「車両事故」とかないような気さえしてくる。世田谷区には大きな環状道路があって、この「せたまる」と交わる場所がありますが、トロトロ走って信号停止。何と車と信号が一緒。車や人を待つために電車が止まる。乗り方もバスと似ていて、駅から電車に乗ると料金箱にお金を入れる。車掌さんから挨拶なんかされると少し照れてしまう。少し誇張して言うならヨーロッパの路面電車(トラム)のような感覚です。
せたまる車内 撮影:坪井当貴
今年世田谷線は生誕100周年。旧玉電の路面電車としても永い歴史があります。地域の住民の方々は世田谷線の線路沿いに花や植物を植えて景観をよくする運動をされているご様子。駅では駅名プレートのストラップが売っていたりする。「せたまる」はとても地域の皆様に愛されているようです。私も子供のころからこいう「乗り物」はとても好きだった。スピード感がある最新の電車より、住宅街の中をゆっくりと進んで周りの景色がよく見えることが何よりうれしかった。そんなことを思いながら電車にゆられて終点に到着。終点の三軒茶屋駅もどこかヨーロッパの田舎駅のような雰囲気をもっている。ここが私たちのこれからのホームグラウンド。
三軒茶屋駅 撮影:坪井当貴