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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
移転計画実況中継1
梅雨入り宣言してから雨が降る日も少なく、夏本番を迎えたような暑い日が続いています。皆様いかがお過ごしですか?この度私たちは住所を移転することにしました。現在移転に向けて様々な仕事と雑用に追われています。引越しのための雑務や役所の手続き、電話番号の変更や様々な登録情報の変更など、なかなか大変です。私たちはお客様の住宅を設計することが多い仕事ですが、住宅が出来た後、お客様は入居までにしなければいけないことがたくさんあります。私たちも今回移転するにあたり、皆様の参考になればよいと思い、ブログに書いてみることにしました。移転計画実況中継を何回かに分けて書いてみようと思います。

そもそもなぜ移転なのか・・。という根本的な話から始めると、現在仕事の資料や書籍の量が増え、当初余裕があった作業スペースがだんだん圧迫されはじめました。私は作業空間の充実は仕事をする上で大切な要素だと常日ごろから考えているだけに、こうした状況をうまく改善する方法をいろいろ考えて実行してみることにしました。収納内のレイアウトの工夫によって中に入るものを整理してみたり、棚を増やし上部の空間利用を試みたり、考えるといろいろ考えられるものです。しかし、いくら考えても室面積の絶対量は決まっているわけで、改善策を講じることにも限界がでてきてしまいました。そのうち、あれをどうしよう。これはどこにしまおうということをずっと考え続けなければならず、それは毎日の生活環境にストレスをもたらしていくことになる。そうであれば移転することが最もよい解決方法になると思い、めでたく?坪井当貴建築設計事務所の引越しが決まりました。
→ To be continued(次回へつづきます。)
posted by Toki Tsuboi | 18:23 | 日々のこと | comments(0) | - |
アラビア陶器1
今週私たちのテーブルに新しい仲間が加わりました。アラビア陶器のアンティークカップです。自然をモティーフにした直感的なデザインがとても気に入っています。手にとってみると、ヨーロッパの人々が日常生活を楽しむために、食器のデザインにもとても気をつかっているのがよくわかります。せっかく手にいれたのだから大事にしまっておくのも良いけれど、やはり生活の中で使っていきたいものです。美しい日用品は生活の中で使ってこそその価値がわかります。毎日の食事を楽しく過ごすために道具に刻まれた「心遣い」のようなものを感じるとなんだかとても嬉しい気持ちになります。


撮影:坪井当貴
posted by Toki Tsuboi | 12:49 | 日々のこと | comments(0) | - |
「しごと」の意味
「仕事の意味」について考えさせられることがあります。仕事は一般的には「職業」を指すことが多いと思いますが、「しごと」というと「仕事」も「私事」も含まれてきます。私は建築現場で、職人さんたちとよく話をします。多くは設計の内容や、それこそ「仕事」の話が多いですが、プライベートな「私事」の話もよくします。1つの建物には実に多くの職人さんたちが関わります。建物が出来上がるまでの間、彼らと話をすることが私の密かな楽しみです。何気ない雑談から思いもよらないことを教えてもらったり、発見をします。私は設計なので、直接現場で手を動かすことはないのですが、熟練工の親方から、「こうやるとうまくいくんだよ。」とか、「昔はこうやってつくったんだ。」という話を聞くと、とても勉強になります。「そこは親方の意見のようにしましょう。」と現場で判断することもあります。職人、設計関係なくこの建物をどうやって良いものにするかということを真剣に議論し、時には喧嘩になったりすることもありますが、それぞれにプライドをもって仕事をされている方々と一緒にできることがとても大切なことだと感じます。ある親方は「どうせつくるならいいものにしてみせろ!金や時間の問題じゃない!」と若い職人に活を入れていた場面に遭遇したとき、わが身の事と思い聞いていました。設計もそうですが、そうした方々の「仕事」への思いに支えられて建築はよいものになるのでしょう。そこには経済原理と関係なくそれぞれの方の「私事」の思いが込められているような気がします。見えないところで手を抜かない「職人魂」をいつまでもなくさないような「仕事」を私もしていきたいと思っています。
posted by Toki Tsuboi | 19:00 | デザインの手法 | comments(0) | - |
シャボン玉石鹸
シャボン玉石鹸という会社があります。純石鹸分99%の天然石鹸を販売している会社です。1996年の坂本龍一の「LIFE」というコンサートに出かけたときに、シャボン玉浴用石鹸が会場で配布されていました。坂本龍一はこのツアーで「生命」と「再生」をコンセプトに音楽活動を行なっていました。そこでなぜシャボン玉石鹸が出てくるかというと、シャボン玉石鹸の社長の考え方に坂本龍一が感銘を受けたからだそうです。シャボン玉石鹸は以前は合成洗剤を販売している会社だったのですが、社長は自ら製造している合成洗剤に含まれる成分に疑問を抱き、あるときから純石鹸分99%の昔ながらの天然石鹸のみを製造販売することにしたそうです。合成洗剤全盛の世の中ではなかなか思うように売れず、宣伝費にコストをかければ石鹸の値段に響くとあってかなりご苦労されたようです。そんなとき坂本龍一がそんな社長の存在を知って、自分のコンサートで配布することにしたらしいのです。私もこのコンサートでこの石鹸の存在をはじめて知りました。当時私は石鹸、シャンプー、食器洗剤、洗濯洗剤も市販の合成洗剤、柔軟剤等を使っていました。最初シャボン玉石鹸をつかってみたときは正直物足りない感じがあって、香りもしないし、どうかなあ・・という印象でしたが、使いつづけてみるうちに、食器を洗っても手が荒れることがなくなったり、肌が乾燥し過ぎたりしなくなりました。今は生活に関わる全ての洗剤を「シャボン玉」にしています。最近ようやく、本当にようやくですが、テレビでCMを見かけるようになりました。最近では「シャボン玉EM石鹸」を購入しています。石鹸の中にいるバクテリアが下水の浄化に貢献するという地球にやさしい石鹸です。私も影ながら社長を応援しています。
posted by Toki Tsuboi | 20:41 | 日々のこと | comments(0) | - |