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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
身体のメンテ中にて

nyuin1.JPG

昨年から予定していた右目の手術のため、都内の病院で過ごしています。

かなりプライベートな内容で恐縮ですが、どうかご容赦ください。

40代の半ばで右目が白内障になりました。右目の視力はほぼなくなってしまい、片目での生活を余儀なくされました。

白内障といえば60代、70代の方がなるものと思っていたし、お医者さんからも40代での白内障は珍しいとのこと。

 

目を使う仕事で、いろいろ支障もあることから早く手術がしたかった。

手術前は少し緊張もしましたが、例えるならはじめてジェットコースターに乗る時のような、

不安とワクワクが入り混じる、そんな感覚に近いです(笑)

ようやく念願が叶い、今日無事に手術を終えることができました。

明日にはクリアな視界で景色を眺めることができると思うと嬉しくなります。

 

私のベッドから見える景色。大きな窓に面していて、都内の景色が一望できます。

夜に消灯すると、夜景がとてもキレイです。この景色が見られることで、気持ちの上で

いくらかラクな感じがしますが、病室ってやっぱり居心地のよいところではありませんね(笑)

 

さて、明日はもう退院です。味の薄い病院食やパックの牛乳ともようやくおさらば。

明日の日の出が待ち遠しい。

 

 

posted by Toki Tsuboi | 17:39 | 日々のこと | comments(0) | - |
学びと経験

何事も経験がものをいう。

仕事にしろ、人間関係にしろ、経験は大切な財産である。

経験が深いほどに、物事に対する理解や洞察力、判断するための一定の基準を持つことができる。

経験は人を成長させ、人生をより豊かなものにしてくれる。

 

まだ経験がない人や、または希薄であることが必ずしも経験がある人よりも

決して劣っているわではない。若いうちは誰だって経験は少ないものだ。

未経験であるからこそ想像力を働かせる。余計な知識にとらわれず

シンプルに物事を捉え、それが正しい判断への道標となる。

 

仕事でもさまざまな職人や熟練工と出会う。

自分も若いころとは違い、それなりに経験を積んできた。

お互いの経験値をもとに物事をすすめれば、大概のことは間違いなく進む。

しかし経験があるからといってそれにあぐらをかいてしまうと

思わぬ落とし穴にはまる危険にも注意をしなければならない。

 

経験は自分の行動に自信を与えるが、成長過程をすぎると

新しいことに挑戦しようとはせず、過去の経験に固執してしまうこともある。

人の話が耳に入りにくくなり、自分を狭い殻の中へと押し込んでしまう。

 

職人の高齢化により、最近そのことを感じる機会が多い。

もちろん高齢化だけの問題ではないし、これはひとつの例え話にすぎない。

経験のある熟練工は、それだけで尊敬に値する。

経験にあぐらをかくことなく、生涯学びを追求する職人さんもいる。

現場の先輩方から私は多くのことを学ばせてもらった。

生涯学びの心を忘れずに、私もそうでありたいと思う。

 

 

posted by Toki Tsuboi | 17:39 | 日々のこと | comments(0) | - |
2019年のはじめに

新年あけましておめでとうございます。

1月7日(月)、今日から仕事はじめです。

私は5日からは事務所に出ておりましたが・・(笑)

「仕事はじめの準備」ですね。

 

さて、今年はどんな年になるのでしょうか。

今年は4月に年号が変わり、新しい時代の幕開けとなります。

いわゆる歴史的な転機を迎える年です。

来年にはオリンピックの開催が控え、消費税も上がります。

各方面でもめまぐるしく変化が加速する1年となりそうです。

 

今年の私のテーマは「待つ」です。

 

新時代の到来に向けて大きな意欲を示したいところですが、私は敢えて「待つ」ことにします。

立ち止って、振り返って、歩いてきた道を今一度確認することに目を向けたいと思います。

独立して14年目を迎え、公私ともにそんな時期に差し掛かってきたように感じます。

この先の人生をより充実したものとするために、今「待つ」ことに取り組んでみようと思います。

 

新しい時代を「待つ」こと。新しい時代の価値観を「待つ」こと。

変化を「待つ」こと。そして変わらないものを同時に「待つ」こと。

映画「ターミナル」のトム・ハンクスのように(笑)

 

新しい時代を迎えるための準備をする年。

そんな心構えで、この1年に臨みたいと思います。

本年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

posted by Toki Tsuboi | 17:16 | 日々のこと | comments(0) | - |
2018年、年の瀬に思うこと。

年の瀬2018a.JPG

 

今日で2018年も終わります。

 

来年は「平成」も終わり、新しい年号で新時代の幕開けとなります。

2019年は独立して14年目。思えば前だけを向いてひたすらに走ってきた13年でした。

2018年は今までの自分を客観的に振り返るターニングポイントの年になったような気がします。

 

今年も新しい住まいをお引き渡すことができました。

ここ数年は、2世帯、3世帯住宅のご依頼が多く、設計ノウハウもかなり蓄積されました。

通常の住宅設計に比べて時間がかかるものですが、ご家族のみなさんとの打ち合わせを振り返ってみると、

本当によい時間をご一緒させていただいたように思います。

まるでお施主さんと世界を一緒に旅したような、そんな感覚に似ています。

 

親と子が一緒に住む環境をつくる、それだけで大変やりがいのある仕事です。

いつもリアルに思うことは、再び親と子が一緒に住むことは実は思っているほどそう簡単なことではないということです。

親子と言えども別々の人間であり、家族も独立した個人の集合体です。

一緒に住むけれども一緒には住みたくない。。こんな矛盾するような話もザラにあります。

登場人物の多さ、世代による考え方の違い、それぞれの生活時間帯や生活習慣などに考えを及ばせていくと、

こんなに難しい家づくりは他にないだろうとさえ思います。

 

再び家を建てることがきっかけに、お互いに新たな親子関係を築いていく。そのほうが正しい解釈なのかもしれません。

安易に「間取り」をつくってしまうと計画段階でその複雑さに気づけず、根本的な失敗につながります。

同居を成功させるためには、まず間取りではなく「環境づくり」にしっかりとしたコンサルティングが必要なのです。

この複雑な関係にどのような形で「調和」を生み出していけるのか。

2世帯、3世帯住宅を通して設計の原点はやはりこの1点にしかないように思います。

 

さて、来年は春までに3件の2世帯住宅が竣工を迎える予定です。

このブログ上でも更新情報を随時お伝えしていきたいと思います。

 

プライベートでは、娘が小学校に入学します。これからも多くのことを学び、成長していくことでしょう。

親として娘にできることは、突き詰めればそう多くはないかもしれませんが、

今できる親子の関係、成長過程の「環境づくり」に最大限の努力を尽くしていきたいと思います。

仕事とプライベートは私にとって、きっと同じことを考えていくことなのかもしれません。

そんなことを思う、年の瀬です。

 

 

 

posted by Toki Tsuboi | 15:03 | 日々のこと | comments(0) | - |
専門家について思うこと。

来年早々、白内障の手術をすることになった。

今日かかりつけの病院で手術の日が決まった。

 

僕が年寄りかと勘違いされそうだが、まだ46歳の若年性の白内障である。

手術日が決まって本当にうれしい。 正直、不安な気持ちがないわけではない。

それよりも 綺麗な視界がもどってくることのほうが何よりも楽しみだ。

はじめは気楽に考えていたのだが、若年性であることや特殊な事情も重なった難しい手術らしく、

町の眼科クリニックや総合病院では手に負えず、専門医療機関での手術となった。

 

このような記事を書くことは本当はあまりいいことではないのかもしれない。

でもあとで振り返ったときに、こんな年末もあったなぁ。と思い出すこともあるだろう。

記録としてここに記しておきたい。

 

前置きが長くなったが、目のこと以外でも今年は何かと医者にかかることの多い年だった。

親のことや自分のことも含めて、そういう年齢にもなってきたことも実感としてある。

ぼくは建築設計を専門で仕事をしているけれど、お医者さんはそれぞれ医療分野のプロフェッショナルだ。

 

いろいろ話しをしてみると分野は違えど、専門家として相手とのコミュニケーションが大切な仕事であることは、

僕らの仕事にも共通するところも多いような気がする。

 

正しい専門家とはどのような人のことか。自分が患者の立場になってみると客観的に見えてくる。

問題や条件を整理し、観察力に優れていること、患者の不安に思うことを取り除く努力をすること、

時には背中を押してあげること、正しい知識をもち、それに対して自分なりの意見をしっかり持っていること、

自分の思い込みや間違った知識を正せる柔軟性があること、教科書セオリーより個々のプロセスを大切にしてくれること、

治療の目的や意味をわかりやすく説明してくれること、患者の希望や置かれた立場への配慮を心がけること。

つまりはオーダーメイドに応える力を持っていること。病を通して、どう生きるかについて考える意味を与えてくれること。

あげればきりがないくらいにある。

 

いろいろあげてみるとふと気づく。これらの人には「医療とは何か、医師とは何か、」その問と思想に向き合い、

それぞれに自分なりの答えを持っている人であろう。

患者が「先生」と呼ぶその言葉の中には、こんな期待が無意識に込められている。

プロフェッショナルとは何か、自分もこのことを改めて考えるよい機会だったと思う。

 

 

posted by Toki Tsuboi | 21:29 | 日々のこと | comments(0) | - |
そろそろ・・

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今日はクリスマス・イブ。

事務所に戻ってちょっと一休み。年内まだまだやることはたくさんありますが、

サンタさんが来る前に・・そろそろ大掃除をはじめますか。

 

posted by Toki Tsuboi | 16:38 | 日々のこと | comments(0) | - |
新事務所が完成しました。

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このたび新事務所へ移転することになりました。

7月に内装工事を行い、本日引渡しです。工事を担当してくれたみなさんに感謝です。

9月より、心機一転この場所で再スタートする予定です。

 

現在の事務所が少々手狭となり、予てから移転先を探していました。

移転先を探しはじめて約1年、いろいろな方とのご縁があり、この場所に決めることにしました。

 

新しい事務所は小田急線「豪徳寺駅」徒歩1分。

「森ビル4階」となります。ちなみに名前で決めたわけではありません(笑)

 

8月は移転月間とし、移転完了後にまたご報告させていただきます。

お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。

今後共よろしくお願いします。

 

 

posted by Toki Tsuboi | 01:22 | 日々のこと | comments(0) | - |
このような賞をいただきました。

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新年早々、このような賞をいただきました。

建築、インテリアのウェブサイトhouzzにて、2017Best of houzzのサービス部門賞です。

サイト上ではありますが、昨年度最も施主の満足度の高かった建築家(専門家)として

評価をしていただきました。

 

普段「賞」には積極的に応募はしていないので、突然このようなお知らせが届いたのには

少々驚きましたが、サイト上で施主のみなさんから寄せられたコメントが評価の対象となっている

ようで、いわば施主のみなさんのおかげでいただいた賞です。

本当にありがとうございます。

 

普段の仕事ではコミュニケーションの中で信頼関係を築き、

施主さんに喜ばれる仕事をすることを第一に掲げてきました。

家づくりに関わる中で思うのは、この仕事ははじめから答えが用意されているものではいということ。

その都度、施主さんと向き合いながらその方にとって一番納得のいく答えを見つけることが大切だと思っています。

今回、完成したお客様からの評価をいただいたのは本当嬉しいですし、私にとって大きな自信となりました。

 

これからみなさまに喜んでいただける仕事を目指して

がんばっていきたいと思います。

 

 

 

posted by Toki Tsuboi | 20:33 | 日々のこと | comments(0) | - |
こどもたちの居場所

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昨年末につくばに完成した「こどもたちの家」に娘を連れて行ってきました。

こどもだけでなく、大人も童心に還って楽しく過ごしてもらえるように、そんな思いをこめて

設計した建物です。

 

こどもたちはどんな環境でも、心地よい場所を探し出す天才です。

直感的に、感覚的に自分の居たい場所を自分で選んでいくのです。

かつてこどものころに持っていたそんな感覚を、私もこの仕事を通して

思い出したような気がします。

 

建物が完成したら、密かに娘をここに連れてきたいと思っていました。

オーナーのHさんご夫妻や、Yさんも快く迎えてくれました。

存分に空間を使い倒すこどもたちのパワーに、娘はおっかなびっくり。

はじめは「帰りたい〜。」と大泣きするかと思いましたが、

わずかな時間の中で、彼女なりに自分の居場所を見つけたようです。

 

どれだけのことが伝わったかわかりませんが、

幼少期を過ごす環境の一部として、彼らの役にたってくれることを

期待しています。

 

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posted by Toki Tsuboi | 00:35 | 日々のこと | comments(0) | - |
家売るオンナ

「家売るオンナ」というドラマを見た。

 

昔に比べてテレビドラマを見る時間は少なくなったが、このお盆休みの束に、ふとテレビをつけたら

このドラマがやっていたのだ。

 

「家を売る」という乾いた響き。

日々の仕事から自分が最も遠ざけてきたものだ。

僕は家は売り買いが目的のモノ(物件)ではないと思っている。

不動産として見れば、土地や家はまさしくモノ(物件)であり

顧客は不動産としてその家を購入する。

言うまでもないが、不動産は相場という見えない指標で価値が決まる。

同じ広さ、同じ仕様の家であっても

相場が違えばその価値は雲泥の差となる。

そこに住むのが人であれば、それを売るのも人である。

そういう不動産業界にフォーカスをあてたドラマ。

このドラマは何を表現しようとしているのか。。

単純にそこに興味が沸いたのだった。

 

このドラマでは実にいろいろな物件が登場する。

売られる家もさまざまな事情を抱え、ひとつとして同じ家はない。

家政婦のミタのような不動産契約ナンバーワンの主人公(北川景子)が

「家に罪はない!」と吠えるセリフは見ていておもしろかった。

主人公にもいろいろ深い事情がありそうだが、それはまたこの先のお楽しみとしよう。

 

家とは、家を売るとはどういうことなのか。

家を買うのが人であれば、家を売るのも人である。

家はそこに住む人の数だけさまざまな事情や物語がある。

ただの「物件」として家を処理することが本当に正しいのか。

家を扱うことは「人」の尊厳にかかわる仕事(仕える事)ではないのか。

原作者のそんな言葉が聞こえてきそうだ。

 

次回の放送も楽しみにしている。

 

 

 

posted by Toki Tsuboi | 23:21 | 日々のこと | comments(0) | - |