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DIARY-TSUBOIARCHITECTS OFFICE
日本で一番遅い入学式

今日、娘が小学校に入学しました。

4月10日、聞くところによれば日本で一番遅い入学式だそうです。

この日を一番楽しみにしていたのは娘本人でしたが、入学式を終えて本人なりに緊張していたのか家につくなり

眠くなってしまった様子。

 

なぜ日本で一番遅い入学式なのか、出席してみてその理由がわかりました。

この日のために、学校はもとより6年生から2年生の在校生たちが、1年生を迎えるための準備に関わり、

いろいろな企画をしてくれたということです。

 

入学式当日は、6年生は入ってきた1年生の手を引いて1人ずつお話をしながら会場まで案内してくれました。

5年生は入学式の会場構成を担当し、椅子をならべたり、横断幕やくす玉をつくって待っていてくれました。

4年や3年生は手づくりのプレゼントをつくりそれぞれに手渡してくれました。

2年生は歌や踊りを披露して、1年生の気持ちを和ませてくれました。

また、当日までの間にたくさんの歌を練習し、演出を考えて、全校生徒たちで歌ってくれました。

今日の主役は1年生だから!子供たちのそんな思いがとてもよく伝わってきました。

 

これから先の1週間の間、それぞれの学年が1年生の教室を訪れ、いろいろなことを教えてくれるそうです。

自分が1年生で入ってきた日のことを思い出し、彼らの気持ちに寄り添おうとしてくれている彼らがとても頼もしく感じます。

子供たちが中心となり、準備に手間と時間をかけた気持ちのこもった入学式。

小学校の入学式はやはり親としても特別なものがあります。

素敵な時間に立ち会わせていただいたことに感謝したいと思います。

 

さて、明日から学校です。学校に行くのが楽しみになりますように。

 

 

 

 

posted by Toki Tsuboi | 17:07 | こどもとの生活 | comments(0) | - |
娘の卒業

この春、3年間通った幼稚園、娘が卒業を迎えました。

プライベートな記事ではありますが、卒業の記念にここに記しておきたいと思います。

 

3年前にまだ小さかった娘、幼稚園の面接では何もすることなくただひたすらに泣いていました。

子供はそういうもの、として素直に受け入れてくれた幼稚園のみなさんには本当に感謝しています。

 

娘の通った幼稚園は、子供のためにできることは関係者すべての大人が力を合わせる、そういう幼稚園でした。

子供が楽しいと思うこと、自分が夢中になれる世界を自分で見つけられるように、

子供がやりたいことはとことんやらせてくれました。

 

親たちも人形劇や合唱、夏にはお父さんたちの太鼓、お楽しみ会の準備や、毎日のお弁当づくり、卒業を祝う会の企画運営、

特にお母さん方は忙しい中本当によくがんばりました。私自身にとっても、そういう場所で娘と時間を過ごせたことは、

本当に楽しくよい思い出になりました。

 

この場だから言えることですが、教育というのは自由でよい、私は心からそう思っています。

「自由」という字は自分に由ると書きます。それは安に場当たり的な自由を許すということではなくて、

子供の自由観を一緒に発見し、育てるということに価値を見出すことではないかと思います。

親である私たちも自由とは何かを子供と一緒に考え、それを追体験する貴重な機会に恵まれること。

これほどありがたいことはありません。

 

子供が大人の都合に振り回されることから逃れることが実はどれほど難しいことか。

子供の将来を考えるあまりに親の思いだけが先行していないか、親の期待する子供の姿を無意識におしつけていないか。

それに気づかされ、考えてきた毎日だったと思います。

 

大人がダメというのは実は簡単なことで、理由を掘り下げれば、大人の都合のほうが多いような気もします。

子供のためと言いながら、実は自分の常識や理想という型に子供をはめ込もうとする意識、

しつけの根底にはそんなことも少なからずあるものです。

 

大人が自ら変わること、今までの常識を捨てること、子供と共に成長する、もう一度自分の考えや生き方を見直す、

親として教育とは「共育」であることを私もこの3年間で学んだように思います。

教えと学びは本来同じことなのかもしれません。

 

娘の卒業は私たちにとってもひとつ節目。4月から、娘は1年生になります。

これからまた6年間、いろんな人たちと出会い、いろいろな経験を積み重ねていけることを

楽しみにしています。

 

春休みの今日、娘と2人ではじめてアイススケートをしてきました。

テレビでスケートをしていたお姉さんに憧れを抱いたようです。

2人で夢中になってスケートをしたよい1日となりました。

 

今日の記念にこの記事を記します。

 

 

posted by Toki Tsuboi | 22:18 | こどもとの生活 | comments(0) | - |
私もつくる・・とのたまうので。
スタディのコピー.jpg
お施主さんに見てもらうための住宅模型を一生懸命つくっていると、
4才になった娘はそれを一緒に見たいという。どうも僕が遊んでいると思っているようだ。

「パパ楽しそうだねぇ。。」

いやいや、パパはコレお仕事なんですけど。。
住宅は紙の図面だけで全体を理解するのは難しいし、立体化することでいろんな課題も見えてくる。
つくりながら検討を加えたりするので、一度作った模型でも、気に入らなければ作り直すこともある。
楽しいというより正直苦しみながら作っているのだが、娘にはこれが楽しそうに見えるらしい。。

「私もつくっていい?」とのたまう娘。

模型材料の切れ端を手に取り、フンフン♪鼻歌を歌いながら、見よう見まねで、
細長い切れ端を組みながら、自分なりに何かをイメージしているようだ。
パパノリチョウダイ! → ハイセンセイ。。
気がつけばこんなモノをつくっていた。

本人曰く「トンボのおうち」

ここには滑り台があって、テーブルがあって、トンボが住むらしい。
彼女なりに、この構成になるまでに3回やりなおしたようだ。
また明日もつくるという。しばらくはこの状況を一緒に楽しむとしよう。

 
posted by Toki Tsuboi | 21:30 | こどもとの生活 | comments(0) | - |